女性ドライバーだけで競う『KYOJO CUP』に出場する富士山静岡レーシングにヨエロスンが突撃!
MC上矢えり奈、山田門努、yunocyの3人がお届けする、全力お尋ねバラエティー「ヨエロスン」。
6月20日放送回のテーマは「競争女子と競争したい!」。
競争女子のために用意された女性限定のカーレース『KYOJO CUP』が開催される富士スピードウェイへ。静岡唯一の女性レーシングチーム富士山静岡レーシングの細川選手に勝てば、静岡一の競女になれると思い込んでる上矢。
時速200km以上もでる本格フォーミュラーカーで駆け抜ける走行に圧倒されつつも、競女に競争を申し込む展開に!
(文:ヨエロスンファンライター&番組MCにゃんえり)
富士山静岡レーシングの細川選手に突撃だー!
富士山静岡レーシングのピットを覗いてみると細川由衣花選手の姿が。テスト走行前の緊張した雰囲気があります。
マシンのエンジン音やタイヤの擦れる音が、臨場感ありまくりで大迫力です。
目の前で走行を見せてもらうことができましたが、あまりの速さに首が追いついていきません。
しかし、今回はただ『KYOJO CUP』を見にきただけではないので、細川選手に突撃します。
上矢:細川選手!私と競争してください!! 細川選手を倒して静岡一の競女になります!
細川選手:カーレースで?
さすがに乗ったことも触ったこともないフォーミュラーカーでの勝負は…。競争といってもいろいろありますから。
まずは、細川選手のことを知りたいということでインタビュー。
モンディー:3児のママとのことですが…
細川選手:主人がプロのドライバーで、子ども2人目が生まれたときにレースを始めました。
3人の子育てとレースどちらも大変なのは大前提として、敢えて言うならレースの方が大変という細川選手。
モンディー:カーブのときに首にかかる重力(G)を体験してみたい
230kmのスピードが出てる直線からフルブレーキをかけつつカーブを曲がる時、首にかかるG。
富士スピードウェイの第1コーナーをイメージした首にかかるGを細川選手直々に手で押してもらいます。
ゴキッ!!という勢いでモンディーの首がもげそうでした(笑)。
それくらい重たいGがかかりながらも走り抜けなければならないレースは、本当に過酷なんです。
細川選手の肩から首にかけて、見たことのないような筋肉がついてました。
KYOJOの魅力
KYOJOの中に有名レーサー織戸学選手の娘さん、織戸茉彩選手も出場しているということでお話を聞きに。
モンディー:レースを始めた理由は?
織戸選手:もちろん、父の影響ですね。自分は遅いんですが、20歳のときに車に乗り始めました。
『KYOJO CUP』が初の本格フォーミュラーカーになっての大会。
マシンが凄い分、体がキツかったり走っていてヘルメットが浮いてくる感じがあったりと大変な部分もありますが、レーサーにとって憧れのマシンに乗れることがとても嬉しいと話してくれました。
モンディー:KYOJOの魅力は?
織戸選手:ものすごい迫力で選手にとっても観ている人にとっても魅力的なカテゴリー!
マシンへの愛やレーサーとしての強さなど、彼女の笑顔から伝わってきました!
富士山静岡レーシングのオーナー登場
富士山静岡レーシングのピットでマシンをしっかり間近で見させてもらえることに。
上矢:シルバーでブルー!色もいいよね!もしかして、富士山をイメージしたカラー!?
マシンにはスポンサーさんの社名ステッカーが沢山並んでいるますが、そこに見覚えのある社名が…
上矢:うちらのエス・トラスト!
コピー機などのOA機器を中心に展開している株式会社エス・トラストさん。ヨエロスンのスポンサーにもなってくれています。
上矢:エス・トラストさんは、マブみたいなもん!
ヨエロスン番組ステッカーをエス・トラスト社のロゴ部分に貼ろうとすると…
株式会社エス・トラストの営業部の永田さんが、ステッカーを貼るのを阻止。
永田さんの判断ではステッカーを勝手に貼れないとのことで、許可取れる人を呼んでもらうと…
富士山静岡レーシングのオーナー、小島さんが登場。なんと、トップオブトップがきました!
上矢:オーナーさんにゴマすっておけば何でも許してくれるんじゃない?
ヨエロスンのお得意芸。ゴマすりが始まります。
モンディー:いい車ですね〜!
上矢:富士山カラーなんですよね!
小島オーナー:これはね、三保の海岸。
大間違いの解釈をしてた2人。茶番はさておき、なぜオーナーをやろうと思ったのか聞いてみると…
小島オーナー:富士スピードウェイは世界に誇れる場所なので、KYOJOを通じてさらに世界の人に知ってもらい、沢山観光で来て活性化してくれたらと。モータースポーツも他のスポーツと同じように地域貢献できるなと思って。
レースで静岡を盛り上げたいという気持ちでやっているそうです。
静岡を盛り上げたいヨエロスンと全く一緒ですね!
握手もして仲良くなったところで、ステッカーをマシンに貼らせてもらう交渉をします。
小島オーナー:特別に…ここなら。
マシン本体の地面に近い場所を提案してくれました。
スポンサーさんの名前などが入らない少しタイヤの陰になっているところ。
小島オーナー:レギュレーションで貼っていいか確認して、ダメだったら剥がしておきます。
本番のレースで剥がされていないことを願うばかりです。
競争女子と競争だー!
テスト走行が終わった細川選手の元へ改めて競争を申し込みにいきます。
疲れているにもかかわらず快諾してくれました。それでは…
上矢:まずは第1レース。メガネストロー競争!
アスリートは、肺活量が必要。メガネストローをかけて、オレンジジュースを先に飲み終えたほうが勝ち。
コップに結構な量のオレンジジュースが入ってますが、どちらが先に飲み終えるのか…!
細川選手はメガネがずれながらもすごいスピードでオレンジジュースを減らしていきます。
上矢:ちゃんと大変…!
勝者は細川選手。まだまだ勝負はこれだけでは終わりません。
上矢:第2レースは、F-1競争!
F-1のFは、風船のF。どちらが先に風船をMAXまで膨らませられるかの勝負。
3人のお子さんを育ててる細川選手は、何度も子どもにやらされたという経験者。なかなか手強そうだ…!
スタートと同時にものすごいスピードで風船を膨らませいきます。
とてもいい勝負ですが、ここは上矢の勝利。
いよいよ最終レース。
上矢:第3レースは、スピード競争!
なんのスピードがピンときていない細川選手。トランプの「スピード」で勝負です。
未だかつて、富士スピードウェイでトランプをした人はいないでしょう。
前代未聞の勝負、勝利の女神が微笑むのはどちらなのでしょうか。
手札がどんどん減っていき、最後残り3枚ずつになるという名勝負。
ほぼ同時に手札がなくなったのですが、スローでリプレイ再生チェックが入り、勝者は細川選手〜!
細川選手:久しぶりに楽しかったです!
こんな茶番に付き合っていただきありがとうございました(笑)。
最後に握手を交わして、友情成立です。
フォーミュラーカーに初乗車
勝負で勝ってご褒美にお願いを聞いてもらおうと企んでいたのですが、完敗してしまったので、ただのお願いを聞いてもらうことに。
上矢:マシン乗らせてください!
快くOKとのことで、フォーミュラーカーに乗るという貴重な体験を。
想像以上にマシンの中に埋もれていく上矢。
お尻の位置がほぼ地面に近いところまで下がって、全身がマシンに囲まれている状態です。
ハンドルの形がゲーム機っぽいのもあって、完全に満喫でSwitchやってる人の姿になりました(笑)。
上矢:中に入っちゃうと思ったよりも広くて、空間はある!
せっかくなので、エンジンもかけてもらえることに。
上矢:直に振動が。体全部に感じます。あと、ガソリンの匂いも!
乗っていると意外と居心地がよくなってきて、気づいたらちょっとくつろぎ始めてしまいそうでした。
最後に、次の日にレースを控えた細川選手にインタビューをさせていただきました。
Q:KYOJOならではの職業病は?
細川選手:子どもの身長を車高って言っちゃう
Q:子どもたちのママへの目線も変わった?
細川選手:かっこいいとも言ってくれるし、順位とかが見えちゃう世界なのでママもうちょっと頑張れよみたいなことも。
Q:目標や夢は?
細川選手:選手の中には、高校生とかがいる。3人生んで体がボロボロなんですけど、10代の子たちについていけるくらいのポテンシャルまでもっていきたい。
女性としてもママとしても、パワフルでアグレッシブな細川選手。
時折りみせる笑顔がチャーミングで可愛らしい部分もあり、より応援したくなりました。
これからもヨエロスンは、全力で細川選手を応援していきます!
今回の番組の放送は6月20日(金)の深夜24時43分から。
番組を見逃してしまった方、もう一度見たい方はTVerでチェックして下さいね☆