上越市道で消雪パイプの点検作業
本格的な降雪シーズンを前に、上越市の市道に設置されている消雪パイプの点検作業が11日(月)から始まりました。
消雪パイプの点検作業が始まったのは合併前上越市の市道です。12日(火)は高田駅前の仲町5丁目と6丁目を中心に、およそ2キロにわたって行われました。作業ではハンマーや千枚通しなどを使ってノズルの中の砂や小石を取り除き、4つの穴から均等に水が出るよう調整します。
水の長さが20~30センチになるよう調整
作業では千枚通しの代わりに、自転車の車輪に使われている針金(スポーク)が再利用されています。
上:千枚通し 下:スポーク
やまいち建設 石田隆常務取締役
「自転車のスポーク。古物の先を尖らせる。千枚通しだと硬くて太いのでノズルにちょうどよく入らない。自転車のスポークは少し細い。穴の中に入れやすく、しなる」
上越市が管理する市道の消雪パイプは、合わせて73キロです。ほとんどは地下水を利用しますが、川の水を使っている場所もあります。
やまいち建設 石田隆常務取締役
「(作業)予定通り進んでいる。交通の支障にならないよう対応したい。消雪パイプの点検調整をしている路線は、スピードを抑えてもらえるとありがたい」
上越市内の市道に設置されている消雪パイプの点検作業は、13区を含め今月いっぱい続きます。