三ツ境ポップスフェス 「地域の子どもに本を」 会費・募金で図鑑寄贈へ
地元のアマチュアバンドなどが出演し、地域の子どもたちに本を贈るために行う「三ツ境ポップスフェスティバル」が4月12日、三ツ境駅北口近くのアジアンダイニングシムランで開かれ、約50人が来場した。
この催しは同駅近くの居酒屋「深海魚」=旭区笹野台=の店主・伊藤嘉朗さんが中心となり、2007年に開始。コロナ禍を除き年2回ほど開かれており、会費や会場で集めた募金を近隣の学校に図書購入費用として寄付してきた。また、昨年は能登半島地震被災地の義援金に充てた。
32回目となる今回は3グループが出演し、日本のポップスやブルースなどを披露して会場を盛り上げた。伊藤さんは「コロナ禍以降にイベントが少なくなったなか、来場した皆さんは楽しんでくれていたと思う」と手ごたえを感じた様子。12日に集まった募金で図鑑を購入し、泉区の小学校に寄贈する予定だという。