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f5ve『SEQUENCE 01』インタビュー――個性的な5人が生み出した個性豊かなデビューアルバム!

encore

──f5veのみなさんはencore初登場となるので、まず、メンバー自身でそれぞれを褒めてもらえますか?

KAEDE「みんな、私のことを褒めてください!(笑)」

RUI「KAEDEさんは、太陽です! f5veの太陽でもあり、KAEDEさんがいる場所は常に温かくて笑顔が溢れているんです」

KAEDE「ありがとう~!」

──みなさんもそう思いますか?

一同「(黙って頷く)」

KAEDE「ちょっと! これはインタビューで文字になるので声に出してください!(笑)」

一同「あはは!」

MIYUU「私はKAEDEちゃんをグループの広報と呼んでいます(笑)。私は初対面の方とはなかなか話せないタイプなんですけど、KAEDEちゃんは初めましての人にもグイグイ行くんです。そこがすごいんですよね。日頃たくさんの人たちとコミュニケーションを頑張ってくれるところは尊敬しますし、助かっています」

──“太陽の広報担当”ですね!

KAEDE「とても素敵なキャッチコピーをありがとうございます!」

──では、RURIさんもお願いします。

KAEDE「RURIは、どんなときもビジュアルが素晴らしいんです。海外の方からはSNSで“Face card”と言ってもらっているんですよ。この言葉は、整った顔立ちや、美しい容姿を表現するスラングなんですけど、本当にその通りだと思います」

SAYAKA「キャラクター的には、すぐに笑ってくれる“ゲラ”です(笑)。それに高笑いだから、笑うとどこにいるかすぐにわかるくらい響いているんですよ」

MIYUU「そういうところも大好きです。このビジュアルだったら、思いっきり笑ったりすることを恥ずかしがるのかな?と思うんですが、KAEDEちゃんの次くらいにふざけるんです」

KAEDE「そう!(笑)面白いことがあると“見て下さい!”って披露してきます」

──では、RURIさんは“ギャップのフェイスカード”で!

一同「おぉ~!」

──MIYUUさんはどうですか?

RUI「私は個人的にふざけたくなったり、“面白い!”と思うことがあったらすぐにMIYUUさんに見せに行くんです。クールでシャイなイメージに見えるかもしれないですが、ただのツンデレなんです(笑)。なので、ツンの部分を頑張って強行突破出来た先の達成感が溜まりません!5回に1回くらいの確立で笑ってくれます!」

MIYUU「あはは。私のフォルダには、RUIちゃんから送られてきた変顔やおもしろ写真がたくさんあります(笑)」

RUI「優しいツンデレオンニ、私の姫です!」

RURI「あと、一番の甘えん坊ですね。隙があればベッタリしてくるんです(笑)」

KAEDE「普段はクールなんですが、ちょっと疲れてくると、急に手を握ってきたり、そばにきて甘えてくるんですよ」

──それはメンバーみんながMIYUUさんを大好きになっちゃいますね。

KAEDE「そうなんです。なので、みんながMIYUUを喜ばせたくて、食べ物もMIYUUが好きなものを選んだりしていて(笑)」

SAYAKA「嫌いなものもハッキリしているしね」

──その自覚はありましたか?

MIYUU「あります(笑)。他のみんなは何でも食べられるので、そこは甘えさせてもらっています」

──“愛されツンデレプリンセス”ですね!

MIYUU「それでお願いします!(笑)」

一同「おぉ~!」

──SAYAKAさんはいかがですか?

KAEDE「さーちゃんは、MIYUUとともに、f5veのメインダンサーと呼んでいます。女性らしいダンスはもちろん、ゴリゴリのヒップホップもカッコよく踊れるんです。何を踊ってもさーちゃん流になるのがとても素敵で。ゴリゴリのダンスのなかにも、しなやかさが入るのですごくいいんですよ!」

MIYUU「ただ、最近本人がやっと自覚したのが“爆弾”なんです」

──爆弾!?

MIYUU「はい。突如発する言葉が、お腹が痛くなるくらい笑えて…ビックリするような言葉を選ぶんですよ。涙がでちゃうくらい!」

SAYAKA「思いついたらすぐに口からでちゃうんですよね…。ただ、考えて言っているわけではないので、逆に笑われることに驚くことが多くて(笑)」

MIYUU「内面で言うと、継続する力がものすごくあるんです。レッスンなど地道な継続が必要なことに対して、私は飽き性なので、休んじゃうこともあるんですけど、SAYAKAはみんなが認めるくらい、私たちが止めたくなるくらい黙々とひとりでずっと追求していて。完璧主義なところもあって、自分が認める姿にならないと見せたくないし、努力している裏側も全く見せないタイプです」

SAYAKA「恥ずかしいな…(笑)」

──では、“マジメなビックボム”はどうですか?

KAEDE「最高です!」

──RUIさんはいかがでしょう?

KAEDE「“THEアイドル”です!」

MIYUU「RUIちゃんは、ダンスの魅せ方がすこしさーちゃんに似ているんです。とても努力していて、いろんなことを研究したり、好きなもの、興味のあることを吸収して自分のものにするのがすごく上手です。RUIちゃんと一緒にいると、モチベーションが上がって、“もっと頑張らないと”って思わせてくれる、素敵な存在です」

KAEDE「内面は、“THE末っ子”なんです。私たちのRUIの甘やかし方はすごいですよ(笑)。可愛いので、みんなが“なんでも食べな”、“お腹いっぱいになった?”、“RUIちゃんいいよ”って声をかけていて。ただ、仕事の時はしっかり者なのに、プライベートは抜けていて忘れものだらけで。それもまた可愛いんですよ」

RUI「助けてもらっています!(笑)」

──では、“母性くすぐる末っ子アイドル”で!

RUI「ありがとうございます!」

──ものすごく個性の強い5人ですね! パフォーマンスだけをみていると近寄りがたいイメージがありますが、とっても親しみやすくて安心しました(笑)。そして、遂に完成したデビューアルバム『SEQUENCE 01』も本当に個性が豊ですが、完成してみていかがですか?

RUI「2年ほど前から準備してきたので、やっと1枚のアルバムになってすごく嬉しいです。ファンの皆さんにも、フィジカルのCDをお渡しすることが出来ていなかったですし、直接会いに行くイベントもなかったので、実際にいるはずなのにいる実感がなかったと思うんです。でも、このアルバムで現実に、私たちがちゃんと存在していることを証明できたと思います」

SAYAKA「1stアルバムなので、デビュー曲からいろんなジャンルに挑戦してきたf5veを感じられると思いますし、どのf5veもありのままの私たちで、とても聴きごたえたっぷりに仕上がっています。好きなシーンに合わせていろんな曲を聴いてもらいたいですし、シェアしてもらいたいですね」

MIYUU「今回、シングル以外の新曲はかなり難しい曲になっています。レコーディングの期間に、毎日違う世界観に挑戦していましたし、自分の声と向き合うこともすごく多かったです。1stアルバムだからこそ、かなり気合いも入っていましたし、“これがf5veです!”という名刺代わりの作品を作ろうと、ものすごく頑張りました」

──今作には、Taylor Swift、Britney Spears、Ariana Grande、Lady Gaga、Justin Bieber、Madonna、Post Malone、John Legend 等にプロデューサーとして参加しているBloodPop® がプロデュースというのもかなりのニュースですよね。

KAEDE「とてもありがたいです。私自身、Justin Bieberが大好きなので、ご一緒できると聞いてかなり驚きましたし、一緒に制作できると聞いて、E-girlsなどいろんな経験を経て、また新たなキャリアで夢のようなチャンスを掴むことができることに感動しました。それにLAでレコーディングをしたときに、A. G. Cookがフラッと遊びに来て、曲をサラッと作って、“どう?”って私たちに聴かせてくれたんです。日本での曲の作り方とは全く違う作り方でしたし、“これが海外のやり方か!?”と感動しました!」

──最高に贅沢なお話ですね。

KAEDE「贅沢でしたね。さらに、メンバーとBloodPop®と、好きなアニメの話や日本のカルチャーのお話をしている中で、“こういう曲を作ってみよう”、“このロックはどう?”など話していて。そういった私たちのアイデンティティも楽曲に詰め込まれています」

RURI「これまでの楽曲制作は、楽曲を頂いて、それを表現することが多かったんですが、今回は私たちの考えや意見を制作段階でしっかり伝えて曲が出来上がっていったので、改めてクリエイティブな楽しさを感じました」

MIYUU「レコーディングも、“歌詞の振り分けはみんなでやってみたら?”と言っていただけて。これまで自分たちで歌割りを決めたこともなかったので、すごく新鮮でした」

KAEDE「「リア女(Real Girl」と「Jump」は自分たちで歌割りを決めさせてもらったんですが、メンバーだからこそわかっている声質があるので、“ここはこの子をメインにしたい”などの想いがしっかりと表現できました。“「JUMP」の掛け合いだったら、RUIちゃんとRURIにやってほしい”とか、“こうやったら盛り上がるかな?”など、みんなで考えて…そこに意見が割れることなく、みんなの想いも確認できましたし、いい信頼関係が出来ていると思ったんです」

──実際に掛け合いをしてみていかがでしたか?

RUI「楽しかったです!」

RURI「気持ちが熱くなりました!」

RUI「英語が多く含まれている楽曲もある中で、その掛け合いはすべてが日本語だったので、よりメッセージ性の強さを感じました。ライブで歌うのが楽しみです!」

──このアルバムを経て、より成長したみなさんですが、今後によりワクワクしているのではないでしょうか。そのビジョンなどはありますか?

MIYUU「それが…ないんです(笑)。でもそれも私たちの良さなんですよね。統一できないのがf5veの良さですし、ユニークさが大事だと思っていて。1つ1つの楽曲のキャラクターを活かしたライブがf5veらしさになると思うので、みなさんも楽しみにしていてもらいたいです」

KAEDE「絶対に無理だけど、1曲ごとに着替えたい!」

一同「あはは!」

KAEDE「曲の世界観が違いすぎて、衣装やメイクの雰囲気も曲ごとに変えたいんですよ」

──確かに、MVも違うアーティストなのかと思うくらい毎回違いますしね。

MIYUU「私たちも驚いています(笑)。完成してから“こうなるんだ!”って驚くことが多いんです」

──すでに公開された「Magic Clock」のMVには、PSYCHIC FEVERの剣さんが出演されていますね。

KAEDE「もう6人目のメンバーだと思っています(笑)」

RUI「誰よりも私たちの振り付けを熟知してくれていて、彼らのライブの海外公演でも「Underground」のパラパラをソロステージで踊ってくれたんです。彼らも海外で頑張っていて、海外のファンもどんどん増えている中で、同じ海外に向けて頑張っているf5veを盛り上げたいという想いを持ってくれていて。すごく嬉しいです」

──MVには子供たちも出演されていますよね。

SAYAKA「すごく可愛いですよね! このキッズたちが、撮影中、ずっと全力で踊ってくれるんです。その様子を見たら、感動して泣いちゃって…! あと、私がおばあちゃんになるシーンがあるんですが、そのシーンがものすごく評判良かったんです」

KAEDE「どうやったらおばあちゃんっぽく見えるかを考えてたよね」

SAYAKA「うん(笑)。一瞬なんですが、そのシーンにすごく注目してもらえて、やっぱり面白さを求めているんだなって実感しました(笑)」

MIYUU「これまでのMVからすれば、シンプルでJ-POPっぽい曲だったんですが、おばあちゃんが出てきたところで“f5veはこれだよね”って思ってもらえたのが良かったです」

SAYAKA「頑張った甲斐がありました(笑)」

――さて、f5veはポジティブな楽曲を届けてくれていますが、f5veでいることでご自身の中で変化したことはどんなことですか?

RUI「私はネガティブな部分がたくさんあったんですが、f5veとして活動することによって、初めて会う人と話す楽しさ、初めて挑戦するメイクやファッション、それに溶け込む楽しさを教えてもらえたんです。f5veを通して自分の性格も明るくなって、好奇心旺盛になりました」

MIYUU「私はもともと固定概念があるタイプだったんです。でも、その固定概念の真ん中にグサッとf5veが入って来て! そこで新しく挑戦したことで、いろんな国の方々がコメントしてくれて、これまでやってきたことはすべて間違いじゃなかったし、新たなことに挑戦する価値を改めて教えてもらえました。より柔軟になれた気がします」

RURI「私には自分の好きな歌い方があって、それが自分のベストだと思っていたんです。でも、f5veとしてこのアルバムをレコーディングするにあたって、可愛い感じ、吐息っぽく歌ったり、いろんな歌い方に挑戦する事が増えて、より引き出しが増えました」

KAEDE「私は、逆に自分のありのままでいいんだなって思えたんです。f5veでいることで、ポジティブになったり勇気をもらって、固定概念を崩してもらいました。以前は、“モデルをしているならあまり喋らない方がいいですよ”って言われたこともあって…でも、私は面白いことが大好きですし、f5veにいると、“素のままがいいじゃん”ってファンの人たちも言ってくれるんです。その生きやすさや、何事にも縛られないこと、周りと合わせなくていいということを伝えていきたいです」

SAYAKA「私はファッションが好きなんですが、日本らしいファッションってありますよね。でもf5veの活動を通して、“なにが自分らしいスタイルなのか“に気づいたんです。これからは海外のファッション、日本のファッションどちらも好きなだけ取り入れて、楽しんでいきたいです」

――では最後に、ファンのみなさんにメッセージをお願いします!

RUI「f5veとしてみなさんにお会いできることが、何よりも楽しみです。自分たちがf5veになったことでポジティブになったエネルギーをみなさんにも届けたいですし、私たちはレペゼンジャパンなので、日本人のみなさんと一緒に、世界に向けてf5veの良さ、日本の素晴らしさを届けていきます!」

(おわり)

取材・文/吉田可奈
写真/野﨑 慧嗣

RELEASE INFORMATION

2025年5月5日(月)配信リリース
2025年5月7日(水)CD発売
通常盤(CD)/XNLD-10238/3,300円(税込)

f5ve『SEQUENCE 01』

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