北大ソフトクリーム同好会がSASARUライターとして取材!秋のドライブにお勧めソフトクリームは?
8月26日に道道美唄富良野線が全線開通したことを期に、北大ソフトクリーム同好会のメンバーとともに美唄の『カフェアルテ』、富良野の『富良野アイスミルク工房』にソフトクリームを食べに行きました。
そこは行楽日和な秋にお勧めしたくなる、自然を楽しめる場所でした。
約40点の彫刻が楽しめる一大パノラマ
札幌駅から出発し高速に乗って車を走らせること2時間、新しく開通した道道美唄富良野線沿いに『安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄』があります。ここは札幌駅の南口にある妙夢という彫刻を制作したことでお馴染みの安田侃さんの彫刻美術館です。
開けた空間に自然と屋内外約40点の彫刻が共生しており、そのフォルムと雄大な自然の織り成すアートに圧倒されます。
たどりつけない人もいる、ひっそりと林の中にたたずむカフェ
一つ一つの彫刻に説明の看板がついていないことから、何回か来て初めて出会う彫刻もあるという空間の一角、ちょっとした丘を登ったところにカフェアルテはあります。
彫刻を見て回る途中の林にひっそりと建っており、美術館に来てもカフェまでたどり着けない人も時にはいるようです。
そうしたこだわりは彫刻や空間だけでなくカフェのテーブルや椅子、カップにも出ており安田侃さんの監修のもと、カフェも設計されたそうです。
岩瀬牧場の牛乳を使った夏季限定のソフトクリーム
そんなカフェで夏季限定で食べられるのが岩瀬牧場の新鮮なミルクを使用した「ソフトクリーム 400円(税込)」、「エスプレッソ・アフォガード 550円(税込)」、「ベリージャムソフトクリーム 550円(税込)」です。
こちらのソフトクリームは食べ口がさらっとしており、後味もすっきりしています。アフォガードに使用しているエスプレッソは濃いキリっとしたコーヒーでソフトクリームとの相性も相まってさらっと食べることができます。
また、ベリージャムソフトクリームに用いているジャムはカフェアルテの方が手摘みした美唄産のハスカップで作られており、程よい酸味と強い甘みを感じることができるためあっさりした食べ口のソフトクリームとの相性は抜群です。
冬は贅沢な時間を楽しめる空間に
冬場(11月上旬以降)はソフトクリームの提供がなくなり、寒さも相まってお客様の足が遠のくそうです。しかし、冬季限定でカボチャのスープが食べられる、また、カフェは薪ストーブで温められ窓からは夏と異なる雪景色を見ることができます。
そんな静かで贅沢な時間を過ごせるカフェアルテで冬の一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄 カフェアルテ
住所:美唄市落合町栄町
営業時間:午前10時~午後5時
※11月中旬~3月中旬の平日は、午前10時~午後4時
定休日:火曜日、祝日の翌日(日曜日は除く)、12月31日~1月3日
HP:カフェアルテ | 安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄
駐車場:あり
電話番号:0126-63-1010
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗にお問い合わせください)
自然と共生したチーズ工房
アルテピアッツァを出て新ルートを走ること1時間30分ほどで『富良野チーズ工房』が見えてきます。チーズ工房に至る道の途中はこの時期だと一面ひまわりが咲いており、開けた景観も相まってのどかな風景を目にすることができました。
そんな雄大で自然豊かな富良野の森の中に、富良野チーズ工房があります。このチーズ工房は5つの建物で構成されており、中央部にあるチーズ公園は背の高い白樺が作り出す日陰と芝生によって心地よい空間となっています。
サービス精神が生んだアイスミルク工房
富良野チーズ工房は昭和58年創業で、牛乳余りの時期に付加価値をつけようと当時既に存在していた富良野ワインにあうワインチェダーのチーズを作ったことに端を発します。
そこからチーズの研究が進み現在までに7種類のチーズを販売しており、昨年の年間来場者数は26万人にも上るそうです。そうして増えたお客様を喜ばせようと平成8年にアイスミルク工房は誕生しました。
研究を重ねて完成したチーズソフト
「できたてチーズソフト 400円(税込)」はまさにここでしか食べられない味です。一口食べたとたんに芳醇なチーズの香りが鼻から抜けますが、それと同時に牛乳の甘みを感じます。
それもそのはず、このソフトクリームは富良野の牛乳を活かしたソフトクリームになるようにチーズ工房の生産するチーズの中でもマイルドでクリーミーな”ホワイト“という種類のナチュラルチーズをあわせています。その結果チーズと牛乳が互いを引き立てあうソフトクリームに仕上がっています。
地元の素材をふんだんに使ったジェラート
アイスミルク工房では、「ジェラート シングル 350円(税込)」「ジェラート ダブル 450円(税込)」も食べることができます。このジェラートには地元富良野産の素材を用いており、かぼちゃやとうきび、アスパラといった変わり種もあります。
また、夏季限定でソルベもあり、おすすめです。今回はチーズとアスパラのジェラートを食べてみました。チーズのジェラートはあっさりと食べやすく、アスパラのジェラートは間違いなくアスパラの味と食感があるけれどもジェラートとしておいしいという不思議な感覚でした。ちなみに一番人気はホワイト(ふらの牛乳味)だそうです。
おすすめの時間と冬の情報
朝早くと営業終了前の夕方の一時間が比較的すいているそうです。また、アイスミルク工房の建物自体は冬の間締まりますが、ジェラートやソフトクリームは売店の横に移動して冬季も販売するそうです。
文責:片寄誠樹
富良野チーズ工房
住所:富良野市中五区
営業時間:4月1日~ 10月31日午前9時 ~ 午後5時
11月1日 ~ 3月31日午前9時~午後4時
定休日:12月31日~1月3日
HP:富良野チーズ工房 - Top Page-
駐車場:あり
電話番号:0167-23-1156
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗にお問い合わせください)