「昨年以上の成績を」全日本女子学生剣道へ関福大
女子学生剣道の団体日本一を決める第43回全日本女子学生剣道優勝大会(11月9・10日、愛知県春日井市)に関西福祉大学が2年連続で出場する。昨年のベスト16を上回る成績を目指している。
昨年の全日本大会を経験したメンバーが複数残り、選手層の厚みが増した。「昨年以上の実力がついているのは間違いない」(山口幸一監督)とチーム力は確実に向上している。
しかし、3位以上を狙った9月の関西大会は準々決勝で敗退。8強入りの時点で全日本の出場権は確保できたものの、不本意な結果に終わった。
主将の堂前優実さん(21)=教育学部3年=は「(関西大会で負けた試合は)相手のペースにはまってしまった」と敗因を分析。「全日本大会では、どの大学と当たっても自分たちの剣道を前に出す。強い気持ちでかかっていく」と挑戦者としての気構えを示した。