使っていない「化粧水の試供品」のやってみたくなる意外な使い道「捨てる前に」「癒される」
使っていない化粧水の試供品、どうしていますか? 旅行やお泊り用にと取っておいた化粧水の試供品は、結局使うタイミングがない場合、そのまま処分することになりがちです。今回は、そんな未使用の化粧水の試供品の意外な活用方法を見つけたので試してみました。
使っていない「化粧水の試供品」は捨てたら損!
未使用のままの化粧水の試供品はありませんか? 化粧水は成分が肌に合うかどうか、香りや使用感が気に入るかなど、好みが人によって大きく異なるアイテムです。だからこそ、実際に使ってみて肌に合わない場合、そのまま処分するしかなくなってしまうことも……。旅行用やお泊まり用に取っておくのもありですが、せっかくなら日常生活に活用したいですよね。
そこで調べてみたところ、化粧水の試供品の意外な活用方法を見つけたので、実際に試してみました。
「化粧水の試供品」は入浴剤として活用できる
化粧水を湯船に入れるとお湯の成分がやわらかくなる
多くの化粧水には、グリセリンやヒアルロン酸、コラーゲンといった、肌を保護するための保湿成分や美容成分が豊富に含まれています。そのため、化粧水の試供品を湯船に数滴垂らすことでお湯の成分がやわらかくなり、肌のうるおいを保ちやすくなります。特に乾燥肌や敏感肌の人にとって、肌をケアしながら入浴できるのは嬉しいメリットでしょう。
また、植物由来のエキスや香料が配合されているタイプの化粧水なら、香りによるリラックス効果も期待できます。ラベンダーやローズ、柑橘系などの香りが湯気とともに広がると、まるでアロマバスのような空間を演出できますよ。
化粧水の試供品を実際にお風呂に入れてみると……
使わずに取っておいた化粧水の試供品をいくつかお風呂に入れてみたところ、お風呂場にほんのりと香りが広がるのがわかりました。入れたのはほんの少量なのですが、どことなく肌がやわらかくなったようにも感じます。
筆者はかなりの乾燥肌で、特にひじやすねのカサつきが気になることが多いのですが、入浴後は普段よりもつっぱり感が少なく、乾燥しやすい部分もなめらかになっているのが実感できました。
【注意点】化粧水の試供品は1年以内には使い切ろう
ただし、化粧水の試供品は未開封でも時間とともに変質することがあるため注意が必要です。できれば1年以内には使い切るようにしましょう。また、香料・防腐剤が強い化粧水は肌に刺激を与える可能性があるため、使用前に成分表示をよく確認することが大切です。
また、入浴剤として作られているわけではないので、排水口や追い焚き配管の劣化を防ぐためにも使い過ぎに注意しましょう。
手元に未使用の化粧水の試供品がある方は、ぜひ入浴時に使用してみてくださいね!
糸野旬/ライター