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平安名筆「ひぐらし帖」 15日から春季特別展 甲賀・ミホミュージアム

伊賀タウン情報YOU

石山切 伊勢集 平安時代 12世紀(ひぐらし帖収載)

 平安時代の名筆を観賞用の手鑑としてまとめた「ひぐらし帖」を公開する春季特別展「うつくしきかな‐平安の美と王朝文化へのあこがれ‐」が、3月15日から6月8日まで滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷のMIHO MUSEUM(ミホミュージアム)で開かれる。

 所蔵する同ミュージアムによると、明治時代の鑑賞家、吉田丹左衛門が「高野切」「栂尾切」など名筆の断簡を集めて仕立てたものを、昭和に入り鉄道工業社長だった菅原通済が妻の十三回忌に合わせて再編し、31葉を軸に仕立て直したという。同ミュージアムでの31幅同時公開は初めて。

 今回は、王朝文化への憧れが込められた蒔絵やびょうぶ、歌仙絵など、同ミュージアムの所蔵品を合わせ約200点(展示替え有り)が並ぶ予定。会期中は講演会や雅楽演奏会、ワークショップなどもある。

 開館は午前10時から午後5時(入館は同4時)まで。月曜休館(祝日の場合は開館、翌平日休館)。入館料は一般1300円、高校・大学生1000円、中学生以下無料。

 問い合わせは同ミュージアム(0748・82・3411)まで。

読者プレゼント

 読者ペア5組に春季特別展の招待券プレゼントがある。希望者は、はがきに住所、氏名、電話番号を明記し、「〒518‐0729名張市南町834の1 伊賀タウン情報YOUミホミュージアム春季特別展係」へ送付する。ファクス(0595・62・1550)、電子メール(you-h@iga-younet.co.jp)でも可。3月14日必着。

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