飯室松寿会 半世紀の節目を祝う 多摩区の安立寺で式典
多摩区老人クラブ連合会に加盟する「飯室松寿会」(井上文雄会長)の創立50周年を祝して、記念式典が10月1日に多摩区東生田にある安立寺で行われた。
当日は会員や関係者ら約50人が参加。冒頭、あいさつに立った井上会長は、発足からこの日に至るまで同会に携わってきた先人たち、日ごろから会員らの活動を支えている同寺や来賓者、115人からなる会の運営に尽力している役員らに対し感謝の言葉を贈った。
多摩区老連の楠静子会長、飯室谷町会の加藤寛之会長、安立寺の木田隆正住職が祝辞を述べた後、会に17人いる90歳以上の長寿会員のうち、この日の式典に参加した10人に対し、井上会長から一人一人の紹介を添えて感謝の花束が贈られた。同会のコーラスグループ「緑陰コーラス」は節目を祝う歌唱を披露した。
同会は、1974年に会員20人で発足。コロナ禍には室外へ活動の分野を広げるなど工夫を凝らして、会員の増強につなげてきた。