年末の大掃除がラクになる!「大掃除前」に見直したい5つの“整理収納ポイント”
2025年も残り1か月。いよいよ大掃除が気になる時期ですね。仕事もプライベートも何かと忙しいこの時期、できるだけスムーズに、効率的に進めたいもの。そこで、今回の記事では大掃除前に見直したい整理収納5つのポイントをご紹介します。是非参考にされてください。
1.収納スペースの余白づくり
掃除をしやすくするためには、収納の中に余白が必要です。ぎゅうぎゅう詰めになっている収納は、戻すのが面倒になり、散らかりやすくなります。余白を作ることからはじめていきましょう。
【見直す場所】
・キッチンの引き出し(使ってない調理器具ありませんか?)
・洗面所のストック棚(似たようなストックがたくさんありませんか?)
・衣類収納(この1年着なかった服ありませんか?)
収納を見直して余白を作ることで、年末のリセットが一気にラクになります。
2.使っている/いないの仕分けを先にやる
掃除前の片付けは、モノの量を少なくするのが最優先です。迷う物は「保留ボックス」へ。いったん保留にはしますが、見直す時期を決めておくことで、片付けを先延ばしにしないようにしましょう。
いるかいらないかではなく、使っているかいないかで仕分けをしていくことで、整理に無駄なエネルギーを注いでしまうことを防げます。
3.動線に合わない収納を見直す
大掃除後に散らからない家にするには、よく使う物が手に取りやすい場所にあるかが重要です。
【見直しポイント】
・キッチン:毎日使う調理器具が一軍の引き出しにある?
・リビング:リモコン・書類は戻しやすい?
・洗面所:毎日使うスキンケアが取りやすい位置?
動線の合っていない物の収納を見直して、より使いやすい場所に移動するだけで家事時間も減ります。
4.モノがたまりやすい場所をチェック
散らかりやすい場所を先に整えると、家全体が片付いた印象になります。
【見直すと効果が大きい場所】
・玄関(紙袋・靴・鍵まわり)
・リビングのテーブルまわり
・キッチンカウンター
・冷蔵庫のドアポケット
・書類トレー・郵便物置き場
ここが整うと、大掃除の手間が一気に軽減されます。
5.収納グッズを買う前に減らすを徹底する
片付けが苦しくなる要因の一つに物が多いうえに、片付けのやり方が分からず、とりあえず収納グッズを買うことからはじめてしまい、結果的に物を増やしてしまっていること。大掃除前は、まず減らすことだけに集中しましょう。収納グッズを買ってよいタイミングは、不要な物を減らした後、どこに何をしまうか定位置が決まってからです。
必要な収納用品だけにお金を使えて、収納の失敗がなくなります。
整理収納は掃除の前準備。モノが減り、場所が整うと、拭く・吸う・磨くといった一連の作業が驚くほど簡単になります。大掃除前に見直したい整理収納5つのポイント、是非実践されてくださいね。
Kazuko/整理収納アドバイザー 整理収納教育士