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【人吉市】うぎゃーーーっ!!恐怖のゆうれい屋敷×楽しい屋台!年に一度の永国寺「ゆうれい祭り」に行ってみた

肥後ジャーナル

【人吉市】うぎゃーーーっ!!恐怖のゆうれい屋敷×楽しい屋台!年に一度の永国寺「ゆうれい祭り」に行ってみた

ゆうれいの掛け軸があり、「幽霊寺」の別名でも有名な人吉市の永国寺。 ここには通常、レプリカの掛け軸が展示されているのですが、年に一度だけ、ゆうれい祭りの日に、本物の掛け軸が特別公開されます。 8月3日土曜日の夜、怖さと楽しさが融合した人吉の夏の風物詩「ゆうれい祭り」に行ってきました!

開始時間から人が続々…!

ゆうれい祭りが始まるのは午後6時。

人吉城跡近くにある永国寺には「ゆうれい祭り」の看板が設置され、続々と人が集まってきます。

お寺の門の上に鐘があるのですが、その鐘が 「ゴォォォーーーン………」 「ゴォォォーーーン………」 と絶えず突かれ、なんだか独特の雰囲気。

屋台もたくさん出ていて、さすが人吉の夏の風物詩とも言われるお祭り! コロナで4年ほど中止になっていたそうですが、昨年から復活となりました。

永国寺のすぐ近くにある繊月酒造も出店されていて、なんと焼酎一杯100円!お酒好きの方にとっても嬉しいお祭りです。

ゆうれい屋敷へ入場

ゆうれい祭りの日は、永国寺の境内にゆうれい屋敷が設置されます。 そのゆうれい屋敷を抜けたところに、お寺に伝わる本物のゆうれいの掛け軸が開帳されています。

まずは、永国寺の中にある、ほうらい幼稚園の入口で入場チケットを購入(小学生以上300円)。

保育園の奥が入口となっています。 早めの時間帯に行ったにも関わらず、まるでテーマパークの人気アトラクションのような長蛇の列!

1組ずつ間隔を空けながらの入場となっており、木のゲートが開けられると入場できます。 「今年はゆうれいの数も多いですよ!」と、嬉しいのか嬉しくないのかわからない情報を教えてくれる入場ゲートのお兄さん。

門が開けられ、いよいよゆうれい屋敷へと入っていきます。

おびただしいほどのゆうれいにゾッ…

入口から入っていくと…

早速、草むらの中の通路に白装束のゆうれい。

そして、地面を這って近づいてくるゆうれいも…。 子どもたち二人を連れていったのですが、抱っこされながら、ずっと「ぎゃーーーっ!!ぎゃーーっ!」「えぇ~~~ん!」っと泣きわめきっぱなし。

動いてくるゆうれいも怖いし、動かないゆうれいも怖いし、なかなか息つく暇がありません。 あちこちから「きゃーーーっ!」という悲鳴が聞こえてきます。

たくさんのゆうれいたちに驚きながら、いよいよ屋敷入口へ…。ここからがまぁー、また一段と怖い…!

黒いパネルで迷路のようにつくられた屋敷は先が見えず、角を曲がるとなにが飛び出してくるのやら、とドキドキ…!

うぎゃ~~~っ!出たーーーっ!!!こんな人が、突然パッと目の前に現れるのだから、もう心臓バクバク!

いやいやいや、近い近い!近いって…!せまい通路内での距離感がすごくて、かなりのド迫力です。

うわぁぁーーーん!こわいよぉ………!

屋敷を出ても、血みどろの武士がっ…!畳みかけるように出てくるゆうれいの数々、怖さを通して面白さも感じるほどで、なんだか頭の中がジェットコースター! 短時間でしたが、その迫力に圧倒される、怖い怖いゆうれい屋敷でした。 ゆうれい屋敷を出たところに、本物のゆうれいの掛け軸も展示してあり、じっくりと見ることができましたよ。 まだ明るいうちに行ってもこの怖さだったので、暗くなってから行くと、また一段と怖さが増しそうです。 私は夜はとても行けそうにないですが、心臓が強い方は、午後8時ぐらいの暗くなった時間帯にぜひ…!

夜店も大盛況!

ゆうれい屋敷を出たら、楽しい屋台でほっと一息!

夜8時頃になると屋台も大盛況で、動けないほどのすごい人だかり…!

甘いクレープを食べて、ドキドキしっぱなしだった気持ちもほっと一息。

地元の子ども会によるかき氷やおかしのつかみ取りもあって、手作り感のある地域の夏祭りといった印象です。

ギャン泣きしていた子どもも、かき氷を食べてけろり。

看板も血塗られていたり、スタッフの人たちは天冠と言われるゆうれいの三角巾をつけていたりと、ゆうれい祭りならではの雰囲気で、楽しいお祭りです。

暗くなってくると、ゆうれい祭りに並ぶ人たちの列も、車道に出そうなほどの長い行列になっていてびっくり! 暗くなってから、あのゆうれい屋敷に入れる強者たち…もう尊敬しかありません。

ライトアップされたお寺も美しく、年に一度だけのゆうれい祭りは、とても盛り上がっていました。 地元の消防団の方たちが中心となって、竹を切り出したり、パネルを運んで設営したりと、一から準備してくださっている地域のお祭り。毎年内容も変わるそうなので、暑い夏の夜、ゾッと恐怖体験してみたい方は、ぜひ来年、永国寺のゆうれい祭りに行ってみてくださいね! この日しか見られない、本物のゆうれいの掛け軸が見られるのも貴重ですよ。

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