【旬の果物や出来立ての玉こんにゃくも楽しめる】山形県のアンテナショップ「おいしい山形プラザ」(有楽町)
◆【旬の果物や出来立ての玉こんにゃくも楽しめる】山形県のアンテナショップ「おいしい山形プラザ」(有楽町)
地方のアンテナショップを巡って東京で旅気分! 東京の有楽町にある山形県のアンテナショップ「おいしい山形プラザ」は、その名の通りおいしいものがいっぱい。新鮮な果物や地野菜、地酒やご当地スイーツなどが並ぶほか、2階には全国的に有名な山形イタリアンが出店。芋煮や納豆汁など郷土料理の振る舞いや、酒蔵さんによる日本酒の試飲会などイベントも行われるので、おいしいものを食べに出かけよう。
◆アンテナショップのスタッフに聞く、「おいしい山形プラザ」のここがスゴイ
写真上/約1000品の食品を取り扱う、左下/店内で煮込んだ「玉こんにゃく」(1串3玉100円)、右下/「島中華」(260g 410円)など麺類も充実
そば屋が作った中華そばやさくらんぼのうどんも!
「おいしい山形プラザ」は、地野菜や旬の果物、麺類、地酒、銘菓、漬物、調味料な、山形の“食”を主役にしたアンテナショップ。
「名物は、地元では“玉こん”の愛称で親しまれている『玉こんにゃく』。イカ、醤油、うどんのつゆとともにじっくり煮込み、レジ横で毎日提供。醤油の香りが食欲をそそると人気です。年に数回、米沢牛入り芋煮や納豆汁など郷土料理の振る舞いも行っています。
実は、山形県はラーメン消費量が日本一なんです。イチオシは、おそば屋さんが作った『鳥中華』。そばつゆをベースにした、鶏ガラ味の和風中華そばは、太麺も特徴的。ラーメンに限らず、そば、麦切りといった麺の商品も数多く扱っています。創業100年に老舗が作る『さくらんぼうどん』(200g 370円)は、コシがあり、モチモチとした食感が魅力です。
山形県民は、冬は納豆汁にするなど納豆もよく食べます。おすすめは、塩漬けにした納豆と麹・昆布を混ぜて作った「塩納豆」(200g 290円)。麹の甘さと昆布のしょっぱさがクセになります。
また、ご当地菓子も多数揃えています。定番の「じんだん大福」(130円)をはじめ、生クリームとだだちゃ豆の上品な甘さが楽しめる「だだちゃクリーム大福」(108円)、ホイルで包んで焼き上げたチーズ風味の焼き菓子「チルミー」(162円)など、人気菓子を1個から販売しているので、いろいろ試してみてはいかがですか?」(店長・斎藤夏穂さん)
◆「おいしい山形プラザ」に行くべき3つの魅力
まずは、「山形野菜のバーニャカウダ仕立て」を味わって
【1】山形が誇る名イタリアンの味を満喫
2階のレストラン「ヤマガタ サンダンデロ」は、鶴岡市の有名なイタリアン「アル・ケッチァーノ」の東京店。奥田政行シェフが、山形の旬の食材を使い独創的なひと皿に仕立てあげる。
ランチのいちばん人気は、「プランツォA」(4900円)。山形産野菜のバーニャカウダ仕立てをはじめ、前菜、選べるパスタ、メイン料理、本日のデザートとコーヒーが付く。さくらんぼなど旬の果物や野菜を使った前菜やパスタ、庄内浜の魚介料理、山伏豚や米沢牛の肉料理など、料理の内容はその日の食材しだい。素材を生かしたやさしい味わいに心がほぐれる。
爽やかな甘さの「佐藤錦」、パリッと食感の「紅秀峰」など、さくらんぼを食べ比べしてみては?
【2】毎朝産直から届く新鮮な野菜や果物
店頭には、フルーツ王国・山形ならではの果物や地野菜が毎日入荷。早ければ収穫の翌日に並ぶものもあるから鮮度は抜群。5月下旬~6月頃はさくらんぼが最盛期。夏から秋にかけては桃やプラム、スイカ、ブドウ、メロンなど。また、ナスやトマト、レタス、ホウレンソウなど野菜も充実。特産品のだだちゃ豆(枝豆)は例年8月頃に入荷予定なのだとか。果物や野菜は品種も豊富なので、味わいや調理法を、スタッフの方に尋ねてみて。
「吾有事(わがうじ)純米大吟醸 あまみ」(720ml 1980円)や「楯野川 純米大吟醸 凌冴(りょうが)」(720ml 1925円)など、山形県限定流通の日本酒も登場
【3】山形県内限定の純米大吟醸は必見!
県内に個性豊かな酒蔵が点在し、その土地ならではの気候風土、文化を生かした銘酒を育んでいる山形県。店内には、約20の酒蔵の銘酒がずらり。
おすすめは、イチゴやリンゴのような穏やかな香りとやさしい甘味が心地よい「吾有事(わがうじ)あまみ」や、米のうま味と爽快な切れ味が冴える「楯野川 凌冴」など、山形県内限定の純米大吟醸。また「東光 季節限限定 純米酒」や「山形山形讃香」など、季節・時期限定の純米大吟醸にも注目したい。
◆お土産に!「おいしい山形プラザ」の売れ筋商品ベスト3
「じんだん大福」(1個130円)
【1位】じんだん本舗大江「じんだん大福」
山形県産の餅米「ヒメノモチ」を使ったコシのあるお餅で、山形特産の枝豆「だだちゃ豆」の餡を包んだ山形の銘菓。少しやわらかめに練り上げたお餅はなめらかな舌触り。だだちゃの風味とやさしい甘さが口いっぱいに広がる。ひと口サイズなので、小腹が空いたときにちょうどよい。
「やみつきしみかりせん」(145g600円)
【2位】煎餅工房さがえ屋「やみつきしみかりせん」
県内外にファンが多い「やみつきしかりせん」。焼きたての大判煎餅をあえて割り、うま味の強い本醸造特級醤油で作った「さがえ屋独自のしみせんだれ」をたっぷりしみ込ませている。カリカリっと香ばしい食感と、噛みしめるごとに広がる甘じょっぱいタレがやみつきに。不定期入荷なので公式SNSで確認を。
「味付き玉こんにゃく」(10玉入340円)
【3位】平野屋「味付き玉こんにゃく」
山形名物グルメとして外せない、醤油味のだしが染み込んだ玉こんにゃく。こちらは、器に盛り付けるだけでおかずの1品になる便利な「味付き玉こんにゃく」。玉こんにゃくには、国産の特等こんにゃく粉を使用している。化学調味料を使わず、イカの風味が香るだし醤油で味付けするのがおいしさの秘密。冷やして食べても、湯煎してアツアツにしてもおいしい。
◆読者が選んだイチオシグルメ
「乃し梅」(5枚入590円)
【山形県・山形市】 玉屋総本店「乃し梅」
山形盆地で摘み取った爽やかな梅の香りを生かし、砂糖と寒天、水飴などを加えて竹皮にのし、ゼリー状に仕上げた山形の伝統菓子。芳醇な完熟梅の香り、独特のもっちりとした食感、甘酸っぱく爽やかな味わいが特徴。
読者の口コミ情報
「素朴なパッケージ通りのなつかしさを感じる味」(ドナさん)
「甘酸っぱいものが大好きだった母の大好物でした。ほどよい調和の取れた甘味と酸味が大好きです」(コリラママさん)
「梅のゼリーと言ってしまえばそうなのですが、それとはまた違ったおいしさがあって冷やして食べると◎」(momiiさん)
「山形の友人からいただいた。食べやすくて、おいしかった。お茶請けにもお酒のお供にも最適だと思う」(ロザリンさん)