自民党総裁選は“有象無象”誰でも出られる?
寺島尚正アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『おはよう寺ちゃん』(文化放送・月曜日~金曜日 午前5時00分~9時00分)が9月13日に放送。金曜コメンテーターで郵便学者の内藤陽介氏と、自民党総裁選挙について意見を交わした。
寺島アナ「岸田総理の後継を選ぶ自民党総裁選挙はきのう告示され、15日間の選挙戦がスタートしました。過去最多の9人が立候補し、上位2人の決選投票にもつれ込む公算が大きくなっています。立候補したのは届け出順で、高市早苗経済安全保障担当大臣、小林鷹之・前経済安全保障担当大臣、林芳正官房長官、小泉進次郎・元環境大臣、上川陽子外務大臣、加藤勝信・元官房長官、河野太郎デジタル大臣、石破茂・元幹事長、茂木敏充幹事長です。推薦人が必要となりました1972年以降で最も多かった5人を大幅に上回りました。自民党総裁選挙過去最多、9人が立候補しましたが、こちらは内藤さんどういう印象でしょうか?」
内藤「もともと自民党の派閥というのは、その派閥の親分を総理総裁にしたいから出来上がったグループで、例え総理になれなくても派閥の組織固めで総裁選をやるという形だったんですけど、今回はその枠が外れて、推薦人を20人集めれば誰でも出られる。逆に、手を挙げたけれども、20人集まらなくて断念した人もいました。野田聖子さん、青山繁晴さん、あと齋藤健さんでしたっけ」
寺島「そうですね、齋藤健さんですね」
内藤「その御三方は結局20人集められなくて、ということですから、まあそうなっちゃう。有象無象と言ったら悪いですけども、誰もが出られるという感じですよね。」
〈出典〉
「ポスト岸田」選ぶ自民党総裁選、最多9人の争いに…次期衆院選に向け「選挙の顔」期待感 : 読売新聞