【小須戸ARTプロジェクト2024】小須戸地域を舞台に、3人の作家が参加するアートプロジェクト
公募で選ばれた3名のアーティストが、小須戸地域に滞在しながら、3つのショク(織・職・食)をテーマに取り組んだ成果を展示・公開するアートイベントが開催されています。
参加作家と作品をご紹介します。光延咲良
『匙日記』
光延咲良(みつのぶさくら)は福岡県久留米市出身。2023年に長岡造形大学大学院を修了し、現在は長岡造形大学で教務補助職員として勤務しながら、鍛金技法による人と関わるための「うつわ」をテーマに、マルシェや芸術祭などで作品展開を行なっています。
今回は、「毎日その日のための匙を作ること」を鍛金という手法をとったエッセイ制作のように捉え、《匙日記》として提示します。
会場/町屋ラボ(新潟市秋葉区小須戸3668-3)
CAFE GEORG(新潟市秋葉区小須戸3446−1)では、光延咲良の鍛金作品を展示・販売するほか、作品(匙)を使って食べる「おやつ」も提供予定
森健太郎
『リサーチ報告書「おかめ菓子の幽霊/Ghost in the Okame」 の構想作成のために』
森 健太郎は福岡県北九州市生まれ。
大学卒業後から現在に至るまで、アート活動が社会にもたらす価値について考察と実践を行なっています。現在は福島県の原発被災地域を拠点に、 人々が生活を再建するこの地で合意され、形作られるアートの形について考察しています。
今回のリサーチでは、地域に残る漬物や干物などの保存食文化と、それを継承する行為自体を「アート的なもの」と捉え、その調理法に至る歴史やその過程で起きたであろう出来事、継承という行為そのものについて調査、考察を行ない、その結果をリサーチレポートとして展示します。
会場/町屋ラボ(新潟市秋葉区小須戸3668-3)
大川友希
『また会いましょう』
大川友希は2012年愛知県⽴芸術⼤学/彫刻専攻卒業。
古着や布を素材に記憶や時間をテーマに作品を制作し、近年では古着を⽤いたワークショップや地域の歴史や交流から作品を制作しています。
奥能登国際芸術祭2020+、瀬⼾内国際芸術祭2022出展。
今回は2023年度にリサーチ枠で参加し、小須戸縞と地域の歴史について調査を行なった成果をインスタレーションとして作品化し、展示します。
会場/大川前4倉庫(新潟市秋葉区小須戸3525)
カフェでコラボスイーツを味わったり、まち歩きをしたりと、作品を鑑賞しながら小須戸商店街も楽しんでみてくださいね。
また、アーティスト応援プロジェクトとして、1枚500円の応援カード『あちらの方から1杯です』を購入すると、アーティストや運営スタッフにCAFE GEORGのフードやドリンクが彼らに提供されるというユニークな試みも!
ぜひ気軽にご参加を。
大川前4倉庫
小須戸ARTプロジェクト2024
開催期間
10月5日(土)〜11月4日(祝)の土・日曜、祝日10:00~16:00
会場名
町屋ラボ/新潟市秋葉区小須戸3668-3
大川前4倉庫/新潟市秋葉区小須戸352
料金
観覧無料
問い合わせ先
小須戸ARTプロジェクト実行委員会
リンク
https://kosudoart.com/