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保土ケ谷LC 59年の歴史に幕 多彩な支援で社会貢献

タウンニュース

合同例会であいさつする松村会長

保土ケ谷区を拠点とする奉仕団体「横浜保土ケ谷ライオンズクラブ」が6月末で解散となり、59年の歴史に幕を下ろす。3月27日には横浜たちばなライオンズクラブと最後の合同例会を実施した。

横浜保土ケ谷ライオンズクラブは1966年、横浜西ライオンズクラブをスポンサーとして市内で14番目のクラブとして54人のメンバーで活動をスタート。それ以来、献眼や献腎などの活動に力を入れてきた。近年はよこはま西部ユースプラザへの菓子贈呈のほか、パラグアイへの教育支援などを行う認定NPO法人の活動サポート、使用済み切手の寄付などの活動を行っている。

高齢化と会員減少

2024〜25年度の松村大輔会長によると、10年前は20人以上いた会員は現在12人にまで減少。80歳代の会員が3人で、10年以内に50歳以下の入会者は2人だ。こうした会員の高齢化などにより役員の選出が困難な点や奉仕活動に支障をきたすことなどから、2年ほど前から解散が検討されてきたという。

同クラブは3月27日、同じく保土ケ谷区内を拠点とする横浜たちばなライオンズクラブ(吉田俊和会長)との最後の合同例会を西区のホテルで開催した。合同例会ではクラブ対抗カラオケ大会を実施。両クラブから各5人が熱唱し、横浜保土ケ谷ライオンズクラブが僅差で勝利した。

合同例会を終え、松村会長は「59年続いた歴史を途絶えさせてしまうことはじくじたる思い。会員減少の流れを止められなかったのは非常に残念だが、ライオンズとして続けられる人はぜひ活動を続けていただきたい」と思いを語った。

また、吉田会長は「各クラブの特色や思いがあって活動をしているわけだが、変化をしていくことも必要なのかもしれないと考えさせられた。きょうは保土ケ谷さんの最後の思いが詰まった合同例会になったと思う」と話した。

参加義務なく活動を

合同例会の中では、一部のメンバーが横浜たちばなライオンズへの入会の意向を示したほか、同クラブは解散後も「出席(参加)義務の無い奉仕グループ」というスタンスでこれまで行ってきた奉仕活動を継続していく考えだという。

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