サッカーのしずぎんカップで浜松の「LION Jr.(リオン)」がベスト8入り!エースの犬飼倉之祐選手が予選リーグ3戦9発と爆発!
静岡県内の小学5年生チームのチャンピオンを決める「しずぎんカップ第40回静岡県ユースU-11サッカー大会」で、浜松市を拠点にする創設4年目の「LION Jr.(リオン)」が予選リーグ3連勝で初の決勝トーナメント進出を決めた。
リオンは2021年の創設で、5年生はクラブの1期生。チームの中心にいるのは、キャプテンマークを巻いて背番号10を背負うMF犬飼倉之祐選手(浜松可美小5年)だ。
予選リーグで計9得点
犬飼選手は予選リーグ3試合で9得点。決勝行きを懸けた3試合目のバディFC戦では、前半10分にコーナーキックのこぼれ球を押し込んで鋭い嗅覚を披露すると、後半8分には最終ラインの裏に抜け出して右足アウトでGKの脇を抜くシュート。「キーパーのタイミングを見て、隅を狙いました」。点取り屋らしい決定力を見せつけた。
「持ち味はドリブル突破からのシュートです。自分ができるプレーをやりきることができました」
憧れはロベルト・バッジオ
ポジションは中盤4枚の布陣でインサイドハーフ。YouTubeなどを見て参考にしている選手は、元イタリア代表のMFロベルト・バッジオという。「動画を見て、ドリブルがすごいなと思って憧れの選手になりました」
決勝T1回戦でエスパルス三島と激突
2月23日に行われる決勝トーナメント1回戦は難敵のエスパルス三島とぶつかる。犬飼選手は「先制点を取って、流れを引き寄せて勝ちたいです。絶対に優勝します」と力を込める。
犬飼選手の父で、同クラブの代表を務める大地さんは浜名高OB。静岡産業大時代は東海大学リーグでベストイレブンに選ばれ、東海北信越選抜などでも活躍していた。
大地さんは「今の5年生たちはサッカー小僧の集まり。自分も小学時代にNTTカップなどで優勝しているので、同じような景色を子どもたちにも見てほしいですね。悔いのないように戦ってほしいなと思います」と目を細めた。