グループ奏 20回目の箏成果発表会 1月12日 市アートセンター
20周年を迎えるグループ奏(谷口恵美子代表)の箏成果発表会が1月12日(日)、川崎市アートセンターアルテリオ小劇場で開催される。午後2時開演(1時30分開場)。
箏の魅力を若い世代に伝えたいと、生田流松風会大師範の谷口さんが、文化庁の事業に応募。助成金などを得て、2004年に立ちあがった同グループ。初期は小・中学生に指導をしていたが、途中から親も一緒に参加するようになったという。現在は麻生区の新万福寺町内会館で月に2回ペースで練習に励む。
成果発表会も20回目の節目となる。麻生区に住む親子ら約30人が箏を奏でる。尺八奏者の横山正太朗さんらも出演する。曲目は『さくら』『絵日傘に寄せて』『未来花』『舞扇』『萬歳』など8曲を予定。谷口さんは「節目にふさわしい華やかな曲を中心に練習してきた。長年続け、上達した親子も多い。深みのある音、魅力ある演奏を楽しんでもらいたい。箏の音色を次世代につないでいく。そんな発表会になれば」と思いを語る。
入場無料、予約不要。直接会場へ。問い合わせは谷口さん【携帯電話】090・9236・3180。