磐田東のMF袴田琉聖が得意の裏抜けから決勝点。東海大翔洋を1−0撃破<静岡県高校総体サッカー準々決勝>
<静岡県高校総体サッカー準々決勝・5/31 磐田東 1−0 東海大翔洋>
静岡県高校総体サッカー準々決勝で、磐田東(県Aリーグ)が東海大翔洋(プリンスリーグ東海)との実力校対決に1−0で勝利。3年ぶりの頂点に向けて弾みをつけた。
磐田東に決勝点が生まれたのは後半12分。MF佐藤晴斗(ジュビロSS掛川)のスルーパスにMF袴田琉聖(浜松東部中)が抜け出し、右足で豪快に突き刺した。山田智章監督も「自分たちの目指す形」とうなずく鮮やかなゴールだった。
勝利の立役者となった袴田は4−1−4−1の布陣の中で普段はシャドーの位置に入る選手だが、この日は中盤右サイドで先発。持ち味の「裏抜け」を披露し、勝負どころでしっかり期待に応えてみせた。
袴田は「PK戦に突入する前に決めたかったので、うれしかった」と振り返り、準決勝の藤枝東戦に向けて「連戦なのでみんな疲労は溜まっていると思うけど、しっかり良い準備をしたい」と話した。