幻想世界にうっとり 一点物のガラス作品ずらり
ガラス作家、金子博子さんの個展「ガラスで綴るものがたり」が現在、Art&Cafe湘南くじら館(片瀬目白山1の3)で開かれている。6月8日(日)まで。
金子さんは神奈川県生まれ。粘土やワックスなどで原型を作り、耐火石膏で型を取り、その型にガラスを流し込む「キルンキャスト」、ガラスの粉末を型に詰めて焼成する「パート・ド・ヴェール」といった鋳造技法による立体造形を中心に、これまで国内各地で展覧会を行ってきた。
会期中は、工業的なガラス製品とは異なり、一つとして同じものはない作品を約100点展示。「受賞歴も多い金子さんの幻想的とも言える世界を楽しんで」と館主の小山田知子さんは話す。
開館は金・土・日曜の正午から午後5時。31日(土)午後2時からは、ギャラリートークも。問い合わせは同館【電話】0466・21・9262。