大和市民まつり 「地域活性の好循環つくる」 新村実行委員長に聞く
市内最大級のイベント、第48回「大和市民まつり」が5月10日(土)と11日(日)に、引地台公園をメイン会場に開催される。今回から実行委員長となった新村千成さん(54)に開催に向けた意気込みなどを聞いた。
新村実行委員長は物流サービスの「ロジフォワード株式会社」(福田)で代表取締役社長を務め、大和商工会議所では副会頭として地域経済に貢献してきた。市民まつりの実行委員会には今回から加わり、舵取り役を務めることになった。
今回の開催について、「実施するからには運営側も来場者も全員が安全に楽しく参加し、『にぎわい』を創っていきたい」。他市からの来場者も多いイベントであることから、「大和の魅力を発信していくことができたら」と話す。
2024年の10月ごろから何度も会議を重ねていく上で実感したのは、「大和市民まつりの歴史」だった。「さまざまな団体や企業、市民の方々の協力と先輩方が作り上げてきた土台があるからこそ実施できるイベント」と捉えている。
市民まつりを街の活性化につなげたい狙いもある。「市民まつりで大和の魅力を伝えることで、市内の人口増加を図る。人が集まることで街が活性化し、魅力が増える。この循環を作り出したい」と意気込む。
参加する人たちには「一年に一度の市民まつりを思う存分楽しんでほしい。まつり後は、市内の店で飲食やサービスを受け大和の魅力をさらに感じてもらえたら。家族や仲間と共に最高のひと時を送ってほしい」と呼びかけた。