清川村 人に恵まれた人生 遠藤煌明さん
「比較的仲の良い学年だった」と「はたちのつどい」に参加する23人の思い出を振り返る。幼稚園から中学校まで共に清川村で過ごしてきた5人の実行委員メンバーとは、夏には花火やバーベキューを楽しむ関係だ。
サッカーで全国大会出場を目指すため、高校は村を離れて強豪校の熊本県立大津高校に進学、3年時には副キャプテンを務めた。中学と高校では生徒会活動にも参加。「リーダーシップをとるのは嫌いではない」と照れた表情を見せる。
中学時代の先輩から誘われて実行委員会のメンバーに加わる。「声を掛けられてうれしかった。二十歳の節目、一生に一度の経験ができると思ったので参加しようと決めた」と理由を話す。
大学は国際学部に所属する。「将来は海外とつながりある仕事を目指している。現在は英語と韓国語も勉強中」と、目標に向かって突き進む。
「村を離れて、より一層、村への思いが深くなった。村では良い友達や仲間に巡り合えたと思う。人に恵まれた人生だった」と20年の思いを述べた。