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万博開催前の「シーサイドコスモ」でのメバリング釣行でメバル10尾超え!【大阪南港】

TSURINEWS

(提供:TSURINEWSライター井上海生)

春の三寒四温で、ためらうようにしながらだが、海水温が上昇し始めた。水温は約13℃まで上がっている。先日の釣行では、泉大津で8尾のメバルを手にした。潮周りが引き続き良いので、この間に大阪南港でも試してみることにした。場所はシーサイドコスモ。万博で混み合う前に釣りまくっておきたい。

大阪南港でメバル釣り

釣行当日は中潮の最終日、上げ切りが23時とやや遅くくる。だが最近の大阪湾奥のメバルはどうも浮上してくるのが遅く、それまではシーバスの活性が非常に高いので、釣り分けという意味では潮は遅い時間に向けて動いてくれたほうがいい。

平日ということもあり、アングラーの姿はまばらだ。シーバスアングラーが多く、オープンにミノーを投げているらしい。この春はマイクロベイトのシーバスが抜群にいいので、大阪市内のアングラーはぜひコスモやフェリーターミナルで魚を探してみてほしい。

クリア系カラーに連発

ここ数回釣行していて感じているのだが、今年の春のメバルは妙にワームに対して食いが悪い。ほとんどフッキングしない。真冬は深いところをワームでやる以外に方法がなかったのだが、今はフローティングのプラグで小魚を模して狙うのが良いようだ。

プラグでまず一尾(提供:TSURINEWSライター井上海生)

自分の中で実績あるルアーを次々に通してメバルの反応を見ていく。この日魚が好んだのは、クリア系のカラーだった。ハーフクリア、ドクリア。少し小さめのシルエットに特に集中して食ってくる。

クリア系強し(提供:TSURINEWSライター井上海生)

曇り空で、もう少しハッキリとしたカラーのほうがいいのではないかと思いながら試していたが、どうも今回はクリア系に偏食してくる。ローテーションしながらいろんなルアーに魚をつけたい気持ちもあるけれど、まずは数を伸ばしたいと、ここまで1時間で8尾。ともあれ、先日の泉大津での記録に並んだことになる。

コツはアバウトに流すこと

このあとはスレてきて、レンジが下がった。だからといって攻略に苦労するのでもない。プラグをシンキングタイプにかえて、10~15カウントのレンジを釣ってくる。途中で一尾チヌが混じったが、タモを持ってきていたので余裕のランディング。大阪湾奥ではこれがよくあるので、タモは忘れずに。

まだぼちぼち釣れる(提供:TSURINEWSライター井上海生)

最終的に12尾ほど釣った。チヌとシーバスを混ぜれば15尾。すばらしい釣果といえるだろう。他のアングラーがシーバスやボラを釣っているところも多々見たので、全体的に魚の活性も高かったようだ。

オープンに投げて寄せる

この日のメバルはワームを嫌ってプラグオンリーで、さらにもうひとつ、釣り方にコツがあった。どうも足元の群れがスレきっているらしく、単純にキワをトレースしても出てこない。ややオープン気味に投げて、リーリングで寄せてくると、明暗の境目でバイトするパターンが連続した。

まだ春時期のメバリングとしては序盤であるが、ちょっとテクニカルな釣り方が求められる。人的プレッシャーが高いシーサイドコスモならではだ。

今後は尺メバルに期待

今年は2月の大寒波で海がヒエヒエとなり、一時は筆者も「春のメバルは遅れそうだな」と思っていたが、蓋を開けてみればどういうわけか例年よりも早いスタートとなった。海水温13℃弱でここまで釣れているのだから、もう少し温かくなればさらに良くなるだろう。

ここまで順調ならば、久々に尺メバルの姿も拝みたいものだ。なぜか近年、泉大津を主にメバルが大型化しているので、育ち切った30cm以上の個体を手にしたい。今回もそうだったが、最大28cmで25cmから上がバンバンくるのだから、どこかにビッグワンが潜んでいるはず。数釣りもそうだが、今年は個人的にサイズレコード更新も狙いたい。そう思っていたらアジングも始まるしで、大忙しの春だ。

<井上海生/TSURINEWSライター>

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