ケイティ・ペリー、性加害疑惑のあるプロデューサーとのコラボに言及もファン怒り「質問に答えていない」
今月に新たなスタジオアルバム『143』をリリースするケイティ・ペリーだが、その収録曲で性加害疑惑のある音楽プロデューサーとコラボしており、ファンの間で物議を醸している。そのコラボについて、ケイティが出演したポッドキャスト番組でホストから質問された場面があった。しかし、ケイティは曖昧な回答をしていて、ファンの怒りをさらに煽る結果となった。
【写真】ケイティ・ペリーとコラボした問題の音楽プロデューサー
歌手ケイティ・ペリー(39)は、現地時間20日に7枚目のスタジオアルバム『143』をリリースする。それに先駆けてリード・シングル『Woman’s World』と『LIFETIMES』を発表したが、世間からの評判は芳しくない。
『LIFETIMES』は、スペインのイビサ島でMVを撮影したが、環境保護区域に許可なく立ち入ったとして現地の環境局が調査を行うと発表したことから、非難の声があがっていた。
7月にリリースした『Woman’s World』も、歌手ケシャ(37)が性的暴行被害を訴えた音楽プロデューサーのドクター・ルーク(50)とコラボしたことで、ファンからは「女性の曲なのに、ケシャを苦しめた男性と仕事をするなんてケイティは偽善者」と厳しい声が続出した。
そのケイティが、現地時間4日に配信されたポッドキャスト番組『Call Her Daddy』で、ホストに「世間から失望や怒りの声があがっているけど、どうしてドクター・ルークとコラボすることを選んだの?」と問われた。
するとケイティは、次のように答えた。
「世間からいろんな声があがっていることは理解している。でも彼は、私が今回コラボしたプロデューサーの一人というだけで、(今回のアルバムの)楽曲は私自身が作り上げたものなの。」
「楽曲は、紆余曲折あった私の人生の経験をもとに作られていて、彼はただ、それを曲にするのを手伝っただけ。『Woman’s World』だって、出産と母親になることを経験して、女性が強いと感じて書いた曲よ。女性って心臓や脳、他の臓器を持った人間をこの世に生み出せるのだから。」
多くのファンはケイティから納得できるような理由を聞くことができると期待していたが、なぜドクター・ルークを選んだのかについては明言を避ける形となり、SNSでは「質問に答えていない」といった怒りの声が次々と書き込まれた。
「『みんなを失望させてごめん』って謝った方が絶対によかった。事態は悪化しているだけだ。」
「ドクター・ルークでなければならなかった理由もないなら、ケイティが彼をわざわざ選んだと言っているようなもの。」
「こんなインタビューしかできないようじゃ、新アルバムも期待できなさそう。これがケイティの最後のアルバムになる可能性もあるのでは?」
なお、ケイティは2008年にリリースした大ヒット曲『I Kissed A Girl』でドクター・ルークとコラボしており、かつて関係者は英メディア『Daily Mail Online』に「ケイティが制止を振り切って、ドクター・ルークとのコラボを進めた」と語っていた。
画像1枚目は『KATY PERRY Instagram「love you Daddy @alexandracooper」』より
(TechinsightJapan編集部 Tina)