川崎鷺沼RC 子ども食堂を支援 活動資金を寄付
奉仕活動団体の川崎鷺沼ロータリークラブ(RC・高橋悟会長)は5月14日、市内で子ども食堂を運営する「ホッとスペース・和」(山田千鶴代表)に運営資金として10万円を寄付した。同日、クラブ定例会に山田代表を招いて卓話が行われ、その後、寄付金が手渡された。
ホッとスペース・和は2021年から活動を開始し、月に2回、蔵敷自治会館と稗原団地自治会館の2カ所で子ども食堂を開いている。卓話の中で山田代表は、いじめや虐待といった子どもの社会課題に対し予防的な役割を担うとの考えから、子ども子育て支援やコミュニティーづくりを柱に活動していると説明。子ども食堂の現状や活動理念についても語った。
山田代表は「誰にとっても安心できる居場所として地域に根づいていくことが目標。大変有り難い機会をいただき、支援を有効に活用していきたい」と感謝の言葉を述べた。高橋会長は「最近、若い人の犯罪を耳にし、悲しく嫌な気持ちになる。子ども食堂のような空間が提供されることは意義深いこと。ロータリーとしても支援していきたい」と語った。