「見た目」だけじゃない!男性が女性を好きになる意外なポイントとは
「この人、いいな」と思うとき、視覚から得る情報が重要なときももちろんありますが、接しているうちに相性の良さを感じる、魅力を発見することもありますよね。
知っていくうちに好きになるパターンは、向けた意識が長いぶん好意が心に根を張るので、冷めにくい一面もあります。
どこを好きになるのかは人それぞれですが、自分では気づかないところが相手にとっては魅力となることも。
「見た目が好み」だけじゃない、男性が女性を好きになる意外なポイントについて、ご紹介します。
「また話したい」と気がつくとき
「会社の後輩を好きだと気がついたのは、早く明日にならないかなとその子と話せるのを楽しみにしている自分を知ったときです。
特に外見が好きってわけではないのに、その子と話すときって会話のテンポが合うというか、気持ちが揃っているのを感じるから居心地がいいのかなと思いました」(26歳/接客業)
「女の人と話すときってどうしても緊張するし、気を使わないといけないと思うので疲れるのですが、今の彼女は素で会話ができるのでほっとします。変なことを言っても引かれないというか。
自分の気持ちを正直に話せる人って同性でも自分は少ないので、かけがえのない存在ですね」(33歳/配送)
会話はお互いを知っていくコミュニケーションに欠かせないもので、「疲れずに話せる」ことは男女関係なく重要な点ではないでしょうか。
特に男性の場合は「嫌われたくない」「ダサい自分を避けたい」意識があるため、気を使いすぎず会話ができる女性は、それだけで心を許せる貴重な存在。
たとえ外見が好みであっても、会話が盛り上がらずどこかストレスを覚えるような相手なら、好意は育ちません。
言葉遣いやテンポなどに相性の良さを感じて「ずっと話していられる」ことは、内面を信頼できる大きな強み。
関係は会話がなくては続かないので、「また話したい」と思える女性を男性は前向きに意識します。
「態度が変わらない」のは信頼の強さ
「長い付き合いの女友達は、いつ連絡してもテンションが同じで会話が弾むので、人として好きでした。
恋愛感情があると気がついたのは、僕が仕事でミスをして落ち込んでいるときも変に突き放したりせずいつも通りに会話に付き合ってくれて、その後も態度が変わらないことに安心したから。
弱い自分を見せてもいいんだと思えたのは、この女性だけです」(35歳/営業)
「前の彼女は自分の機嫌しだいで俺への態度が変わるのが大変だったけど、今の彼女は付き合う前からいつも様子が安定しているというか、気持ちの切り替えが上手いところを好きになりました。
大変なときに愚痴は吐くけど、俺に八つ当たりとかしてこないし、自分の問題に人を巻き込まない人間性を好きだと思いますね」(27歳/製造)
「自分に接するときの態度がいつも変わらない」ことは、そのメンタルの安定に信頼を覚えます。
自分が大変なときやストレスを抱えているときなど、身近な人にはつい不機嫌さを出してしまいますが、そうではなく自分と接するときにきちんと気持ちを切り替えることができる姿に、芯の強さを感じるのですね。
態度が一貫していることは、自分のことを見せてもいいのだという安心感も生みます。
喜怒哀楽を自由に出す姿が魅力に見えると考える女性がいますが、そのうえで相手との間に境界線を引いて自分の状態に巻き込まないことが、男性にとっては安心して好きになれる点ではないでしょうか。
「一緒に行動できる」は自分の積極性を知る
「今の彼女を好きになったのは、この人とならどこに行っても楽しいなと気がついたときです。
誘いやすいし、ランチで行ったことのない店でもこの人となら入れると思ったら、いろいろと調べる自分がいて楽しいなと思いました」(25歳/建築)
「仲のいい女友達がいて、時間がある休日にドライブに誘ったら来てくれて、初めて入るサービスエリアでも一緒に見て回れて楽しいし、『また一緒に過ごしたいな』と思う自分に気が付きました。
見た目や顔は好みとは違うのに、そんなことが気にならないくらい落ち着くんですよね。
一緒に行動できる女性って、ありがたいし喜んでほしいなと思います。
それで誘うのが習慣になって、いつの間にか好きになっていました」(36歳/総務)
同性の友人と違い、女性とどこかに行くのはどうしても気を使うもの。
気を張るばかりで疲弊を感じると、やはり好意は育ちません。
どんな関係でも気遣いは大切ではありますが、それを超えて「またこんな時間を過ごしたい」と思えるのは、お互いに合わせようとする意識が揃うからです。
こちら任せにされるのではなく、女性のなかにも自分との時間を楽しみたい気持ちが見えるとき、男性は居心地のよさを覚えます。
一緒に行動できることは自分の積極性を引き出すことも、男性には自信になります。
外見の好みだけではカバーできないのが「一緒に行動して楽しいと思えること」で、同じ気持ちだとわかる姿に、強い好意が生まれるといえます。
コミュニケーションが続くことの大切さ
男女関係なく、人を好きになるきっかけに外見の好みは少なからず関係します。
造作の良し悪しや見た目の好悪は、自分が受け取る最初の情報になるため確かに重要です。
一方で、そこに好意を覚えるだけでは続かないのは、一緒にいるときに内面での相性のほうが気持ちに影響するから。
外見はいわば「慣れ」がありますが、性格や人間性でのすれ違いはストレスが続くため、どうしても前向きさを維持できないのですね。
会話や態度はお互いを知っていくコミュニケーションで、違和感なく楽しめることが恋愛感情を強くします。
だからこそ、男性に好かれやすい見た目ばかりに意識を向けるのではなく、「自分も一緒に」その人との時間を楽しめるような心の器と作ることが、自分のためといえます。
向けられた好意を大切に受け取るためにも、自分も相手の姿をきちんと見る強さがほしいですね。
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内面の相性の良さは、外見の好みを超えて恋愛感情を育てるもの。
男性にとって心から好きになれる女性には、強い信頼を向けられることが欠かせません。
信頼はコミュニケーションによって強くなるので、会話や態度を一緒に楽しむ姿勢を忘れたくないですね。
(mimot.(ミモット)/弘田 香)