相生市『雅ファーム』で完全無農薬の苺と自家製ジェラートを味わってきました! 相生市
相生市の“羅漢の里”のすぐ近くにあるいちご農園『雅(みやび)ファーム』をご存じでしょうか?
中越満さん夫妻の営む同ファームは、“完全無農薬”で“土耕栽培”というかなり珍しいスタイルを守り続けているいちご農園。
というのも、気候や病害虫でどうしても傷みやすいいちごの栽培は、完全無農薬と土耕栽培で育てるのは手間暇も労力もかかりやり手が少ないのが現状。水耕栽培が主流の現在、この農法で生産するいちご農家は全国的にもかなり少ないそうです。
「口にするものへの安心と安全は、何よりも大切にしたい」と考える中越さん。また、手間暇かけて作られたいちごを普通の“いちご狩り”ではなく、“いちごを摘む農業体験”と思って欲しいと答えるのは、日ごろからそれほど気持ちを込めて育ててらっしゃるからなのでしょう。
取材当日、「せっかくだから、是非お子さんも参加してみて!」と優しく声を掛けて頂いたので、ありがたく一緒に体験させてい頂くことに。
どれにしようかと悩みながら、摘み取るいちごを選びます。
ハサミを使ってパチン!切る時の感覚が面白く、摘み取ったいちごを首からぶら下げた紙コップに1つ1つ入れていきます。土耕栽培で高さが低いので、小さなお子様でもいちごが摘みやすいのがポイント。
いちごからはと~ってもいい匂いが。摘みたていちごの香りはとっても甘く素敵な香りで、初めての体験に娘もとっても嬉しそう。
気付けば紙コップの中には可愛らしいいちごが沢山採れました。
今の時期は2種類の品種を育てている同ファーム。摘みながら「このいちごの名前はなあに?」とじっといちごを見つめる娘。「手を出してみてと」、声を掛けて下ったのは、奥様のお母様ののりこさん。
「左の赤くて種がめり込んでいるのが“紅ほっぺ”、右の表面が滑らかで少しオレンジがかっているのが“かおり野”だよ」と2種類を同時に手に乗せてもらい、教えてもらいました。
紅ほっぺは中が赤く色づいており、甘く豊潤な味わい。かおり野は酸味と甘みのバランスが取れていて、華やかな香りが漂います。取り立てならではのフレッシュ感は最高で、自分で摘み取るから余計でも美味しく感じるのかもしれません。
また、『雅ファーム』の駐車場には、受付にもなっている『ジェラートCafe苺いちえ』を併設。少しファンキーでアーティスティックな建物は筆者も思わず2度見するほどインパクト大(笑)。
ですが店内はかわいらしく、季節のジェラートをはじめ、常時10種類のジェラートが揃っています。どれを購入しようか迷いますが、子供達の希望で2種類を楽しめるダブルをセレクトしてみました。
あっさりさっぱりヘルシーなジェラートは一人でもシェアしてもどちらでもOK。生のいちごが入ったいちごミルク味も、中にラムネがそのまま入ったラムネ味も、とっても冷たくて暖かくなってきた当日にはぴったりでした。ちなみに、ジェラートは季節問わず1年中楽しめるそうです。
心を込めて作られた素敵ないちご頂けた特別な一時…。目で見て肌で感じて、いつも以上に美味しさとありがたさを感じることの出来る時間を過ごすことが出来ました。
いちごの摘み取りは5月のGWごろまでは沢山いちごがあるそう。それ以降はどれぐらいいちごが残っているか分からないそうなので、予約の際は必ず電話にてお問合せ下さいとのこと。また、電話予約の際『KissPRESSを見たよ!』と答えて頂いた方には「100円引き」してくださいます。(詳しくは下記”詳細情報”にてご確認下さい)
たまには親子でこういうお出かけもいいかもしれませんね♪
場所
いちご農園 雅(みやび)ファーム
(相生市矢野町707番地)
いちご狩り農業体験営業期間
2025年12月14日(土)~2025年5月下旬
※GW頃までは沢山いちごがありますが、それ以降はいちごの生育状況により数が少なくなってきますので、必ずお電話にてご確認下さい。
料金(40分食べ放題)
大人(中学生以上)2,600円(税込)
6歳~小学生 2,400円(税込)
3~5歳 2,100円(税込)
1〜2歳 1,600円(税込)
0歳児 無料
いちごの持ち帰り販売
いちご狩り農業体験参加者のみ「グラム/5円」にて持ち帰り販売あり
駐車場
10台
予約
080-9758-3160 (受付9:00~16:00)
※KissPRESSを見たよ!で100円引き
ジェラートCafe苺いちえ
年中無休(不定休)