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【じゃらん編集長おすすめ】旬の食材にラグジュアリーな温泉!秋の江田島を巡る癒やし旅(広島県)

ひろしまリード

今日のじゃらん編集長オススメ旅は、秋の江田島を満喫!

「食欲の秋」ということで、新鮮な海の幸に旬のオリーブなどおいしいものを食べて、ラグジュアリーなホテルで温泉に癒やされる旅をご紹介します。

最初に訪れたのは、今年の4月にオープンした「えたじま新鮮市場 amamo」。

地元の人はもちろん、観光客やサイクリストに愛されるお店です。

お土産コーナーには、江田島ブランドを中心とするさまざまな商品が並んでいます。

料理長の廣松さんが紹介してくれた一番人気の商品は、「江田島の濱口醤油」。

ちょっとふつうの醤油よりもしょっぱいけれど、本来の醤油の香りがあり、昔ながらの製法でつくられているそう。

そして・・・ 店内にはお魚も!

江田島でとれた新鮮な魚は、漁師さんから直接仕入れられています。

魚の種類は仕入れによって異なります。いま旬な魚は「マルハゲ(カワハギ)」など。

購入した魚は、家庭で調理しやすいように無料でさばいてくれるそうです。

また、こちらの2階では、新鮮なお魚を使ったランチが楽しめます。

目の前の海を見ながら食べられるランチは贅沢ですね!

選んだのは、まずは日替わりの「本日のあまも定食(1500円)」。

「本日のあまも定食」のこの日のメインは江田島でとれたタイのフライです。

瀬戸内のタイは波のない温暖な海で育つので、少し時間を置いても弾力が残るのが特徴だそう。

フライにはしっかり味がついていますが、タルタルソースで味変も楽しめます。

そしてもう一品は見た目も美しい「えたじま湾海鮮丼セット(1500円)」。

こちらも仕入れによって海鮮丼のお魚は変わります。この日はスズキ・サワラ・カンパチ・イクラの4種類。

皮目を炙った江田島産のサワラは香ばしさもあり、身がほろほろとやわらかいのが特徴。

水揚げされたサワラを一晩寝かせて熟成しているので、ほどよく弾力があります。

そして、脂ののった江田島産のスズキは、淡泊ながらも上品な甘みを感じることができます。

続いて訪れたのは、レストラン・ショップ・加工場を併設した「江田島オリーブファクトリー」。

10月から11月にかけてはオリーブの収穫シーズンです。

江田島ではオリーブが生産されていて、こちらの「安芸の島の実 江田島搾り」は、世界一を獲得したオリーブオイルなんです。

穏やかな苦みとさわやかで心地のいい辛みの調和がとれた味わいが、海外でも高く評価されています。

いろんな商品がならぶ店内で、江田島オリーブファクトリーの濱田さんにレクチャーを受けながら貴重な搾りたてのオリーブオイルを試飲させてもらいました!

搾りたてはあざやかなグリーンです。

濱田さんによると、オリーブオイルの試飲の仕方にはポイントがあるそう。

手のひらで少し温めて・・・こうすることで香りがさらに立ちます。

そうしたらまずはオリーブの濃い香りを楽しみ、少しずつ空気を含ませながら飲むと、プロっぽい飲み方ができます。

搾りたてのオリーブオイルは香りに深みがあり、辛みも感じられてパンチがあります。この辛さはポリフェノール由来だそう。

ところで、江田島のオリーブオイルはなんでこんなにおいしいの……?

今の時期は収穫体験できるので、体験すればわかるかもしれません。早速、オリーブ狩りへ行ってみましょう。

こちらでは、イタリアの品種や、国内の有名な4品種を中心に、15種類以上のオリーブが栽培されています。

こちらの「マンザニロ」という品種は世界中で栽培されています。

穏やかな瀬戸内の気候で育ったマンザニロは果肉が多くやわらかいので、漬物などに向いているといわれています。

繊細な実に傷がつかないように手袋を着用。すべて手摘みで収穫し、摘みたてのオリーブの実を試食してみました。

採ってすぐはものすごく辛い……。

収穫した後のオリーブは、その日のうちに搾って、翌日のお昼にはもう店頭に並ぶそう。ものすごいスピード感です!

ということで、この後の工程が大変なんです。

搾油工程は、時間と酸化との戦い。収穫後に短時間で搾油することで品質のいいオリーブオイルができあがります。

こちらでは、高機能なイタリアの搾油機を導入し、自社加工場で搾油しています。

そんなオリーブオイルのちょっと変わった楽しみ方を教えてもらいました。

それは、バニラアイスにかけて食べるという方法!

こちらでは、海人の藻塩、レモン、ハッサク、ペペロン、激辛のペペロン、そして江田島搾りの5種類のオリーブオイルで食べられます。

また、濱田さんオススメの食べ方はちょいかけアレンジ。

和食との相性もいいオリーブオイルは、豆腐や納豆にかけて食べてもおいしいそうです。

ぜひ試してみてくださいね。

そして今回の江田島旅最後の訪問場所は「江田島荘」です。

実は、ラグジュアリーホテル業界の最高峰の賞に今年ノミネートされている話題のホテルで、温泉もオススメなんです。

「こころと身体が元気になる温泉宿」がコンセプトの江田島荘。館内には、江田島にまつわるものがあります。

それがこちら。日本を代表する和紙作家・堀木エリ子さんによる作品です。

この作品、下からのぞいてみると……

キリンビールのロゴマークが!

実は、キリンビールのロゴを手掛けたのは江田島出身の漆芸家・六角紫水さんだといわれているんです。

そして、気になるお部屋をチェック!

お部屋は全室オーシャンビューで、開放的でリラックスした空間が魅力的です。

部屋のこだわりは、景観だけではありません。

こちらの壁紙は江田島で130年以上続く津島織物の「紙布」が使用されています。

紙布は紙を織物のようにして織ったもの。

紙布をつくる会社は日本では2社しかないと言われていて、そのうちの1社が江田島にあるんです。

紙布は、コースターや館内バッグにも使わています。

そして旅を締めくくる江田島荘自慢の温泉は、療養泉の中でも塩化物泉と硫酸塩泉の特徴を併せ持つ、ダブル保湿・保温の湯です。

ツルンとなめらかな美肌に導く理想的な“美人の湯”です。

そしてお部屋と同様、温泉でも瀬戸内海を一望できるんです!

「半露天 貸切風呂」は宿泊者のみ50分2200円で利用できますが、江田島荘の温泉は日帰り入浴の利用も可能です。

海風が心地いい秋の江田島。

旬の食材を味わい、温泉にも入って、リゾート気分を満喫してみてはいかがでしょうか。

紹介した施設

えたじま新鮮市場 amamo

住所広島県江田島市江田島町江南1-1-37電話番号0823-27-7266

江田島オリーブファクトリー

住所広島県江田島市大柿町大君862-3電話番号0823-57-5656オリーブ収穫体験(要予約)小中学生500円、大人3500円 ※小学生未満は無料

江田島荘

住所広島県江田島市能美町中町4718電話番号0823-27-7755日帰り入浴一般:平日1100円、土日1300円
小人:平日550円、土日650円

広島ホームテレビ『ピタニュー』(2024年10月4日放送)

※掲載された記事・情報は、取材当時のものです。予めご了承ください。

ひろしまリード編集部

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