ロケット教室 等々力の上空40mへ 「できた」を自信に
自分で作ったロケットを大空へ飛ばす――。川崎ロケット教室プロジェクトFUEL(フエル)主催のモデルロケット教室が5月11日、等々力緑地で開催された。
市内の小中学生など23人が参加し、等々力いこいの家で本物と同じ構造のロケットをペーパークラフトで製作。等々力緑地の運動広場に移動し、各自が火薬エンジンを搭載した全長約30cmのロケットを打ち上げた。発射ボタンを押すと、ロケットは0・3秒で時速200Kmのスピードで40mの高さに到達。上空でパラシュートが開き、ゆっくりと落ちてくる様子を見守った。
参加した小6の児童は「ロケット作りは難しかったけど、精密にできていてカッコよかった。高くまで飛んでびっくりした」と話し、中1の生徒は「ロケットを飛ばす経験は新鮮だったし、作る過程も楽しかった」と笑顔を見せた。代表の伊東悠太さんは「ロケットを『作れた』『飛ばせた』という経験が、自分に自信を持つきっかけになってくれたら」と思いを込めた。次回は7月13日(日)、8月11日(月・祝)に開催予定。詳細は同団体のウェブサイトへ。