<効率を重視する夫に喝!>待望の第一子を妊娠「オレに任せろ!」って言ったよね!?【まんが】
私はエミ。数年前に夫のソウマと結婚してから、専業主婦として過ごしています。さて最近、わが家におおきな幸せが舞い込んできました。なんと念願の子どもを授かったのです。ずっと子どもがほしいと思っていた私たちは大喜び。妊娠が判明すると夫は、「買い物も家事もオレがやる!」と目を潤ませながら言ってくれました。しかし、蓋を開けてみると……。
くっきりと2本の線が入った妊娠検査薬を見せると、夫は大喜び。私たちは数年前に結婚してからずっと、子どもがほしいと思っていたのです。
涙ぐみながら嬉しそうに話す夫。家事を率先してやってくれたら助かりますし、頼もしいなと思いながら微笑ましく見ていました。
しかしそれから数ヶ月経ち……私は妊娠4ヶ月。あのときの夫のやる気と勢いはどこへやら。実際はがっかりさせられる言動の連続だったのです……。
妊娠がわかったときは「体を大事にして」「買い物は代わるから」なんて言っていた夫ですが、いざ買い物を頼んだら「妊娠は病気じゃないんだから自分で買っておいで」なんて言うのです。約束は守らないし、出産や育児についてあまりにも理解がなさすぎます。
結婚してから数年して子どもを授かった私たち夫婦。妊娠が判明したときは2人とも幸せに包まれて、天にも昇るような気持ちでした。夫も、「これからは家事はオレがやる、無理はさせない」と約束してくれました。しかし妊娠4ヶ月になった今、夫は自分の言葉を守ってくれる気配はまったくありません。しかも赤ちゃんのことについて、勉強する姿勢すら見えないのです。正直このままでは出産も不安になってしまいます……。
家事はしないしタバコも吸う!⇒義両親「信じられない……」
義両親は近くに住んでいて、いつも親切にしてくれます。とくに妊娠が判明してからは、私の体調をとても心配してくれています。
しばらくすると、野菜や飲み物、そして夜ご飯用のおかずなどを持った義両親が家に来てくれました。
元気がないことを悟られ、「お義母さんたちならわかってくれるかも……」と思った私は、昨日のモヤモヤを義両親に話してみることにしました。
妊娠がわかったときには「買い物はひとりで行かせない」「家事はなるべくやる」と言ってくれたのに、まったくと言っていいほど何もしてくれないこと。それどころか「妊娠は病気じゃない」とまで言われたことなどを、思い切って話しました。
近くに住んでいる義両親は、とても親切で協力的な人たちです。この日も絶賛つわり中の私が食べられそうなものや、ご飯の用意をしなくていいようにと、お惣菜などをいろいろと持ってきてくれました。夫よりもずっと私の体を気遣ってくれて、ありがたいかぎりです。さて話の流れで夫に対する不満を話したところ、義両親は夫に激怒。直接話をしてくれることになりました。
義母「仕事でも同じこと言える?」怒涛の説教に絶句する夫
「今から勉強しても役に立つかわからないのに非効率」と悪びれることなく話す夫。
「突然陣痛が来たら?」「破水したら?」と義父に詰められても、当然ながら何も答えられるわけがなくただオロオロしています。
挙句の果てには「今は令和だし出産が命がけだなんて大袈裟」などと言う始末。出産に時代なんて関係ないのに……本当にあきれます。
トンデモ発言を繰り返す夫に、義父は頭を抱えます。まさに、あきれてものも言えないといった様子です。「なんで気持ちに寄り添ってあげられないんだ」と言われた夫は、思わず口をつぐみました。そして、続けて義母も口を開きました。
ここまで噛み砕いて話されて、ようやく理解が追いついてきたようです。
私から「夫が全然協力的じゃない」という話を聞いた義両親は激怒。その日はそのまま私たちの家にいて、夫の帰りを待ってから抗議してくれました。夫はしばらく言い訳を繰り返していましたが、義両親からの叱責内容を聞いて、自分の非を認めざるを得なくなったようです。ひょっとしたら夫は、「出産も育児も大したことはないはず」と頭のどこかで思いこんでいたのかもしれません。夫は黙りこみ、義両親はさらに話を続けます。
がんばりすぎちゃう私へ……義母がくれたアドバイスとは!?
夫はこのうえなくバツが悪そうな顔をしたままうつむきました。
妊娠判明時に「タバコはやめる」と言っていたのですから、タバコが妊婦や赤ちゃんによくないことはわかっていたはずです。絶対にやめるよう強く言ってくれた義両親は、本当に心強いです。
義両親に説教された夫は、今までの振る舞いを反省して謝ってくれました。
正直、まだ完全には信用しきれませんが、親としての自覚を持ってこれからちゃんと変わってくれることを期待して、今回は許そうと思います。
夫には今までできていなかった分を含め、しっかり勉強してもらおうとたくさんの育児に関する資料を渡しました。そのとき、義母がこんなアドバイスをくれたのです。
あまりにも父親としての自覚がない夫に手を焼いていた私。夫は自分で言った通り、出産や育児に対してあまり深く考えていなかったのでしょう。しかし義両親から叱責されたことで、自分の行動を見直してくれたようです。それ以来、夫は見違えるように協力的になってくれました。きっと今回の件を仕事に例えられて、事の重大さに気づいたのでしょう。これからは2人で力を合わせながら、出産や育児に望みたいと思います。