「痛っ!?何が起こった!?(困)」逆上したモンスターペアレントの攻撃
筆者の周りで聞いた、思わず「あるある」と共感する話やちょっとイラっとする話をご紹介! 今回は、塾の受付で働く女性のエピソードをご紹介します。 理不尽すぎる体験談です……。 イラストレーター/〆麦枯
いきなり
「今考えてもありえない、アルバイト先で受けた理不尽なクレームの話です。
私は大学生のころ、塾の受付でアルバイトをしていました。
有名大学を目指す進学塾で、頑張る生徒さんを心から応援したい気持ちで毎日業務に励んでいました。
冬休み直前のある日、1人の保護者が鬼の形相で受付に駆け込んできました。
顔を真っ赤にしながら、すごい剣幕で
保護者『うちの子の成績が全然上がらないじゃない!どういう指導をしてるのよ!』
と、いきなり私に怒鳴り散らします……。
私は授業を担当していませんし、担任も不在だったので、
『少々お待ちください』と言って、上司を呼びに行こうとしました。
しかし、興奮して怒りのコントロールができない保護者は、バンッと机を叩き、
『あなたも塾の人間でしょ!?こんな塾に通わせた私がバカだったわ!』
目の前にいた私の頬に思いっきり平手打ちしてきました!
私は頭が真っ白になり、何が起こったのかわからず固まってしまいました。
騒ぎを聞きつけた上司が駆け付け、保護者を別室に案内し、私を事務室に下げてくれました。
事務所に座るとやっと我に返った私。
すると頬は痛み出し、ポロポロと涙が止まりません……。
その後スタッフの皆が慰めてくれましたが、心の中では
“なぜこんな理不尽な目に遭わなくてはならないのか”
という怒りやら切なさやら複雑な心境でいっぱいになりました。
後日知ったのですが、その生徒さんは、保護者が怒鳴り込んできたときの模試で大幅に成績を伸ばしていたのだそう。
結果も出ていない状況で、逆上して暴力を振るう保護者は異常です。
接客業が向いていないと知れて、結果的にはよかったのかもしれません。」(10代女性)
心の傷
警察沙汰になってもおかしくない過激なエピソードでした……。
怒りの感情を他人にぶつけていいわけありません!
苦い体験から、学べたという前向きな姿勢は素晴らしいです!
※この記事は読者から寄せられた体験談やご意見を元に、一部編集を加えて作成しています