【東京1泊3000円】浅草橋で見つけた神コスパな格安宿がヤバい! 夜中まで電車の音が聞こえるけど宿泊してみたら超快適だった
レトロな街並みが広がる東京の下町・浅草橋。観光地の浅草と混同されがちな「浅草橋」は、手芸品・人形・文具店などが集まる問屋街として有名だ。
秋葉原や浅草へは電車で2、3分。また、羽田・成田空港へも直通で行けたりと交通アクセスが結構いい。
もしかしたら出張・観光の拠点に使えるのではないか、と浅草橋駅周辺を調べてみたところ……なんと1泊3000円の格安宿が見つかった。さっそく予約したので館内の様子をレポートしていきたい。
・浅草橋にちょこんと佇む格安宿
というワケで浅草橋駅を出て歩くこと3分、隅田川の近くにある「A(エース)16 HOSTEL」へとやってきた。
ポップで可愛らしい外観だ。シェードもあったりして喫茶店のような雰囲気が漂っている。さっそく入ってみよう。
館内は木のぬくもりが感じられる落ち着いたデザイン。どうやら宿泊客はほとんどが外国人の様子。さまざまな言語がアチコチから聞こえてきて賑やかである。
フロント兼ラウンジには長テーブル、カウンター席が完備。各席コンセント付きでパソコン作業などにピッタリだ。これはありがたい。
とりあえずチェックインを済ませる。宿泊料金は楽天トラベルで予約したところ1泊3000円だった。好立地でこの価格はまさに神コスパと直感。
ただ、タオルや歯ブラシなどのアメニティは有料。各種100円とリーズナブルだから、気軽にレンタル・購入するのもあり。
受付後は4階のドミトリー(相部屋)へ。エレベーター、もしくは階段で移動できるぞ。壁には和風イラストがいきいきと描かれていて華やか。外国人観光客にウケそうなデザインだ。
ちなみに館は2〜5階がドミトリーで、最上階6階がシャワールームとなっている。エレベーターは5階までしか昇らないため、6階のシャワールームへは階段を利用していく。
4階のドミトリーに到着。あたたかみのある木製2段ベッドがズラリと並んでいる。清潔感があって過ごしやすそうだ。
トイレや洗面所もキレイ。清掃が隅々まで行き届いていてナイス。
残念ながらロッカーはないが、簡易的な荷物置き場ならある。ただ、キャリーバッグなどが散乱していてあまり荷物を置く気にはなれない。ひとまずバッグはベッドに置くとしよう。
なかなか大きめの箱型ベッドでテンションが上がる。しかも下段でラッキー。
どうやら掛け布団カバー・シーツは自分で敷いていくようだ。少々面倒に感じるが仕方あるまい。
荷物を整理したらシャワールームがある6階へ。汗を洗い流してリフレッシュしよう。
シャワールームは男女共用 + 女性専用エリアもある。シャワーブースは合計8カ所もあって驚いた。一般的なホステルだと大抵2カ所くらいしかないからマジで助かる。
シャワーを浴び終えたら1階のラウンジで休憩。ありがたいことに無料ドリンクコーナー付きだ。お茶やコーヒーなどを自由に楽しめるのは嬉しい。
テレビで流れていた映画をボンヤリと観ながらリラックスしていたら……なんだか眠くなってきた。そろそろ寝支度を済ませてマイベッドに戻るとしよう。
茶褐色の箱型ベッドはスタイリッシュでかっこいい。高さ・横幅・奥行きがあって広々としている。
リュックを足元に置いてもあまり気にならないサイズ感だ。マットレスはしなやかで寝心地が最高〜。
上部にミニ金庫が備わっているから安心して貴重品を預けられるぞ。
ドミトリーは22時を過ぎたあたりから消灯タイムに突入。部屋が全体的に暗くなると……
近くを走る電車の音や振動がだんだんと気になってきた。
館は線路沿いにあるため、ガタンゴトンという電車の走行音・振動をモロに受けてしまうようだ。なかなか往来が激しくてうまく寝つけなかった。
館は騒音対策として耳栓を無料で配布している。音が気になる人はフロントでゲットしておくといいだろう。
終電後は騒がしくなることもなく静かな夜に様変わり。耳栓のおかげもあってか朝までグッスリと眠ることができた。
滞在中は実に気持ちよく過ごせて大満足。立地もいいし1泊3000円はまさに神コスパ。機会があればまた宿泊してみたいと思う。
・今回ご紹介した施設の詳細データ
名称 A16 HOSTEL
住所 東京都台東区柳橋1-15-5
参考リンク:楽天トラベル
執筆:古沢崇道
Photo:RocketNews24.