あおばおもちゃのひろば バッグをみんなで飾り付け インクルーシブワークショップ
ボランティアグループ「あおばおもちゃのひろば」は11月30日、インクルーシブワークショップ「カナコズバッグを作ろう!」をふれあい青葉で開催した=写真。
毎月第1・第3の金曜・土曜にふれあい青葉で子どもたちが自由におもちゃで遊べる「ひろば」を運営し、また、おもちゃの貸し出しを行っている同団体が、年に1度開催しているワークショップ。年齢や性別、障害の有無などに関わらず、誰でも参加ができる形にこだわっているのが特徴だ。
当日は親子含め約30人が参加し、ジュートバッグにアップリケで飾り付けを行った。飾り付けの素材として提供されたのは、ひろばに通って22年になるカナコさんが手織りしたコースター。カナコさんは講師役も務め、飾り方なども説明した。参加者はさまざまな色のコースターを切り貼りしてオリジナルのバッグを制作していた。
6歳の子どもと一緒に参加した父親は「子どもが工作が好きで、形に残るものを一緒に作れる。多世代で交流できるのもいい」と語った。同団体の池上信江代表は20年以上活動していることを踏まえ、「新しい人が参加しやすい場になればとワークショップを企画している。楽しいことを一緒にやり、自然と知り合いが増えたら」と振り返っていた。