「白蛇様」に健康祈願 新横浜のパワースポットに
今年のパワースポットになりそうな神社を紹介しよう。新横浜駅から徒歩約10分、新横浜1丁目のファミリーマートそばにある、蛇骨(蛇幸都)神社だ。
江戸時代からあるという同神社を管理する高橋稔さんによると、もともとは、新幹線の高架下そば、一本杉の根元にあった祠が蛇骨神社だったという。名前の由来は、「篠原村のヘビ袋に住み着いた大蛇を退治して焼いた跡だから」や、「村の境界を決めるために矢を放ち、その矢が落ちた先にヘビが射られていた」など諸説あるという。長い歴史の中で一度廃れてしまったが、2001年に高橋さんの父親が今の場所に再興した。その際に、地元の守り神として親しみを込めて「蛇幸都(じゃこつ)」と名を当てたという。
白蛇が祀られ、咳や腫瘍、精神疾患などへのご利益があるとされる同神社。高橋さんは「抜け変わる(脱皮)というところから、歯の健康にもご利益があるそう。ぜひお参りに来てほしい」と話す。今年8月には、近くに同神社の資料館を新設する予定だという。