「光熱費が高い人」が無意識にしがちな“トイレのNGな使い方3つ”「設定変えよう」「すぐできる」
節約生活スペシャリストの三木ちなです。一見、電気代とは無関係に思えるトイレ。じつは、気づかないうちにムダな光熱費を生んでいることがあるんです。春は、光熱費を見直すチャンス! ここでは、トイレの電気代が知らぬ間にかさむ「NG行動」を3つご紹介します。
NGその1.ウォシュレットの水温を高く設定
寒い季節に活躍してくれたウォシュレットの温水機能。春になっても「そのまま高温設定」で使い続けていませんか?
水温の設定が高すぎると、消費電力も上がります。トイレを使わない間も常に保温されているので、知らないうちにムダな電力を消費していることも……。
これからの季節は「低温」や「使用時だけON」に切り替えて、少しでも節電を意識してみてください。
NGその2.便座の温度が高いまま
春は気温が上がり、便座の温度が高くなくても快適に用を足せる日が増えてきます。便座の暖房がON設定のままだと、ムダな電気を使い続けることに……。
洗浄水の温度と同じように、便座の暖房温度も季節に合わせて調節することが大事です。
温度を「高→中」または「中→弱」へ低くするほか、不要ならOFFにするのもアリ! 必要に応じて設定を見直し、暖房機能もメリハリのある使い方に切り替えましょう。
NGその3.トイレ照明が明るすぎる
トイレは小さな空間なので、強すぎる照明がなくても十分。明るすぎる照明は電力のムダになりやすく、夜中に目が冴えてしまう原因になることもあります。
トイレに窓があるのなら、昼間は自然光だけでも不便はありません。白熱電球の場合は、LEDへの買い替えもおすすめです。
明るさを見直して、節電につながる光の強さに調整しましょう。
小さな場所でもムダは意外と潜んでいる
トイレの光熱費節約は、節水の影に隠れて見落とされがち。しかし、意外に電気代がかさむ要因はたくさんあります。
設定を少し変えるだけで節電に。チリツモでかさむ電気代を阻止できますよ。
これを機に使い方や設定を見直して、電気代の負担も少しでも軽減しましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア