『キャプテン・アメリカ:BNW』飛行シーンはトム・クルーズ意識、『トップガン マーヴェリック』の経験活きる ─ 「もしトム・クルーズが映画を観たら」両方に出演のファルコン役ダニー・ラミレス
(MCU)映画にてファルコン/ホアキン・トレス役を演じたダニー・ラミレスは、過去にも映画での“飛行経験”を持つ稀有な俳優だ。
『トップガン マーヴェリック』(2022)でミッキー・“ファンボーイ”・ガルシア大尉役を演じたラミレスは、本作の飛行シーンで当時の経験が活きたことを語っている。米では、「もしもトム・クルーズが観たら……」と考えながら演技に挑んだことを明かした。
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インタビューの聞き手となったのは、『トップガン マーヴェリック』でロバート・“ボブ”・フロイド大尉役を演じ、MCU映画『サンダーボルツ*』にも出演するルイス・プルマン。ワイヤーで吊られての飛行アクションの感想を尋ねると、ラミレスは「『トップガン』をやったおかげ」と語った。
「トム(・クルーズ)が僕の身体のポジショニングを見たら、空気力学を考えると思ったんです。メイキングを見てもらえればわかるんだけど、僕は正しいフォームを保っていた。[中略]空気力学に基づき、傾くべきタイミングで傾き、頭の位置を正しくしようとしていたんです。それは『トップガン』で身についたこと。“トムが映画を観るかもしれない、きちんとやらなきゃ”と。」
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ラミレスによると、キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンのスーツはより進化していたため、自身はアンソニー・マッキーよりハードな撮影に臨むこともあったという。「僕だけが顔面に重力を受けるような日もありました。[中略]僕のスーツはアナログで、呼吸チューブもある。僕自身がコックピットであり、ジェット機でもあるような感じ」。
おそらく今後もMCUに継続して登場するであろうラミレスだが、現在は『トップガン3(仮題)』も企画進行中。そちらにも続投する場合、ラミレスはどちらの大作でも空中で活躍することになりそうだ。
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