【高校野球地方大会】旭川志峯と金足農が甲子園決める!横浜は9回2死から逆転サヨナラ
旭川志峯は3年ぶり11回目、金足農は2年連続8回目
第107回全国高校野球選手権の地方大会が各地で行われ、22日は北北海道と秋田が決勝があった。
エスコンフィールド北海道で行われた北北海道大会決勝は、旭川大高から校名変更した旭川志峯と白樺学園が激突。旭川志峯が4-2とリードした9回、追いすがる白樺学園の反撃を1点に抑え、4-3で頂点に立った。
旭川大高時代の2022年以来3年ぶり11回目、現校名では初の甲子園出場。2年連続の甲子園を狙った白樺学園はあと一歩で涙を呑んだ。
こまちスタジアムで行われた秋田大会決勝は、オリックス吉田輝星の弟・大輝を擁する金足農と鹿角(かづの)が対戦した。昨年4月に花輪、十和田、小坂が統合して誕生し、準決勝で名門・秋田商を破って勢いに乗る鹿角は0-1で迎えた9回に追いつき延長戦に突入。しかし、10回裏、金足農がスクイズを決めて決勝点を挙げ、快進撃の鹿角は最後の最後で力尽きた。
エース・吉田大輝は10回128球を投げて7安打完投。2年連続8回目の甲子園で、7年前に「金農旋風」を巻き起こした兄に続く上位進出を狙う。
横浜の27連勝止めた専大松戸が中央学院に完封負け
神奈川では準々決勝が行われ、昨秋の明治神宮大会、今春センバツに続く秋春夏3連覇を狙う横浜が大苦戦。ノーシードの平塚学園に0-4とリードされたが、5回から反撃し、3-4で迎えた9回裏2死二、三塁から主将・阿部葉太が二塁打を放ち、逆転サヨナラで準決勝に進出した。
ライバル東海大相模は日大高に5-2で勝利。そのほか、向上と立花学園がベスト4入りした。
また千葉では春の関東大会で公式戦27連勝中だった横浜を破って準優勝した専大松戸が、5回戦で中央学院に0-5の完封負け。木更津総合は四街道に1-2で敗れた。
そのほか、西東京5回戦では早稲田実が2-0で桜美林との接戦を制しベスト8。大阪大会5回戦では大阪桐蔭、履正社が順当勝ちし、準々決勝進出を決めた。
23日は山梨大会決勝で山梨学院と日本航空が激突。24日には岩手大会決勝で盛岡大付と花巻東、熊本大会決勝で東海大熊本星翔と有明が対戦する。
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記事:SPAIA編集部