都心だけど緑が豊富!!教育の街・文京区 杉山真也アナが地元の魅力を語る
日々の天気や街のトレンド、おいしいゴハンに大人の悩み、社会の仕組み・・・1日イチ「へぇ~」なトピックスを。
新進気鋭のコラムニスト、ジェーン・スーが、生活情報や人生の知恵をナイスなミュージックと共に綴る番組。
今週1週間は、「あの町!この街!私のまち自慢!!」をお送りしていますが、水曜日は、文京区出身のスー・杉山、ということで、普段はオープニングでちょっとした情報を話すくらいですが、この時間だけ「文京区民チャンネル・スペシャル」と題してお送りします。
文京区に行ったことがないという人にもおすすめの情報はこちら!
「都会だけど緑がいっぱい!教育の街でもある、魅力いっぱいの文京区!」
杉山さんとスーさんのド地元、東京メトロ・茗荷谷駅を出発して、1時間ほど散歩してきました。
文京区は・・・東京23区のほぼ中心に位置し、北区、荒川区、台東区、千代田区、新宿区、豊島区の6区に接しています。
ちなみに、なぜ「文京区」なのか。
江戸時代に設けられた湯島の昌平坂学問所は幕府の官学を学ぶ場所だったことから、「日本の学校教育発祥の地」とされています。
・明治以降は、本郷の東京大学をはじめ、多くの教育機関が設立。
・昭和22年、旧小石川区と旧本郷区の二つが合併して文京区が誕生したんですが、その際に、「文を教える=文教」からとって文京区と名付けたそうです。
実際、ロケで出発した茗荷谷駅付近も学校に囲まれています。
たとえば、東京学芸大学附属竹早小学校~高校、お茶の水女子大学附属小学校~高校、筑波大学附属中学校のほか、大学では、拓殖大学、跡見学園女子大学、貞静学園短期大学、筑波大学、お茶の水女子大学、放送大学
そして、2023年4月に、中央大学の新しいキャンパス(茗荷谷キャンパス)が駅のすぐ横ぐらいにできています!
教育の森公園
「緑がいっぱい」と言ったのは、公園がたくさんあるから。特に思い出深いのは、茗荷谷駅から徒歩1分の「教育の森公園」です。
旧東京教育大学=現在の筑波大学の跡地に、昭和61年に開園。
・日ごろから、区民の憩いの場となっているとともに、防災機能もある公園なんです。
・すごく特徴のある公園ではないのですが、子どものときによく行っていたんです。
メインの広場:自由広場
公園の入り口にあるフタバ屋という駄菓子屋さんでお菓子を買って、公園で食べていた。いまはお店はない。
・じゃぶじゃぶ池:夏場は水がはってあって、友達と池に落としあったり、水に落ちないように岩場を飛び移ったりして遊んでいた。
↑公園内にあった売店はいつのまにか「誰でもトイレ」に変わっていた↑
・昔はあまり意識していなかったけど、彫刻も。ふたりの女性が座るベンチ「フィオーナとアリアン」彫刻家・朝倉響子作、平成4年(1992)。↓
・隣にある「占春園」はさらに緑が生い茂っていて、暗く・怖いイメージがあり、子供の頃はあまり入りたくなかった。
近くには「竹早公園」がありますし、私たちがよく話題に出す、小石川植物園、六義園、後楽園などなど、本当に緑がたくさん。
教育の森公園を出て、春日通りを2~3分歩くと、「播磨坂」があります。ここも、スー・杉山共通の思い出の場所。
なんといっても、「文京さくらまつり」。
・500メートルほどの坂道に、およそ120本の桜が植えられています。
・3月下旬の桜の季節にぜひ行ってみてください。
・ちなみに、「播磨坂」の名前は、松平播磨守のお屋敷があったことから。
・過去のわんわんパレードに、スーさんは参加していた。
そして、実は、文京区は坂道の多い土地なんです。
・23区では、港区に次いで2位。名前のついている坂だけで115個もあります。
・もともと5つの台地があり、(関口台・小日向台・小石川台・白山台・本郷台)
・さらに侵食によっていくつもの谷が刻まれているため、坂も多いんだそうです。
播磨坂を過ぎて、さらに春日通りを進むと・・・「スーパー三徳」
実は、子供の頃も何度かしかきたことなかった。
・改めて入ってみると、魅力的な商品がたくさん。
・高級だけど、エンターテイメント性もある。
・生肉売り場では、1キロ超えの塊肉も。
・鮮魚売り場では、「お鍋用のあんこう」が。意外と安い!
・パン売り場にはみたことないパン!そしてケーキやコーヒー豆の量り売り。
さあ、スーパー三徳を出たところで、ちょうどバス停にバスが!!「乗りまーす!」と近づいた瞬間ドアがしまってしまいましたが、わたしに気づいた運転手さんが開けてくれました。バスに乗って、坂を下り、文京区役所へ向かいます。
散歩の最後はやはりここ!文京区民の生活を支えてくれる区役所。
「文京シビックセンター」です。
見どころはなんといっても、25階の展望台。
スカイツリー、筑波山、新宿のビル街、富士山(天気がよければ)
・浦和にある埼玉スタジアム2020も見えます!
・そして、なんといってもこれが無料!タダ!
・ここも、本当に行ってほしいスポットです!
ということで、改めて地元・文京区を歩いてみて・・・
東京の真ん中=都心ではありますが、派手すぎず、繁華街のように人が多すぎず、かといって少なすぎず。緑がたくさん子どもがたくさんいる街。
ほか文京区といえば・・・
※根津神社や護国寺など、由緒ある神社・仏閣や、歴史ある建造物も多い
※東京ドームシティ:東京ドームをはじめ、遊園地やホテル、
スパ(温泉)などを合わせた総合的なレジャー施設
※先鋭的で個性的な美術館や博物館、ギャラリーも。
一度はおいでよ!文京区!
(TBSラジオ『ジェーン・スー生活は踊る』より抜粋)