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馬堀小 走水の情景加えた新校歌 堀口大學の長女が作詞

タウンニュース

馬堀小の校舎と新たに加わった3番の歌詞

馬堀小学校に新校歌が完成した。同小と走水小学校は2025年4月に統合しており、馬堀小の既存の校歌1・2番に走水の情景などを取り入れた3番を追加したもの。馬堀小の従来の校歌の作詞者が詩人の故・堀口大學氏だったこともあり、長女の堀口すみれ子氏に作詞を依頼。今後音楽の授業で練習をし、行事などで斉唱していく。

地域からの要望踏まえて

「踊る太陽光る海波を数えて育ったね--」。今回現行の校歌に追加された歌詞は6行分。「日本一海に近い学校」とも呼ばれた走水小の付近から見える海や引いては返す波、富士山などの情景と児童らが育ってきた環境を表現した。

日本武尊とその后である弟橘媛命の伝承が伝わっていることでも知られる同地を言い表す「歴史の先端走水」、東京湾を扉に見立て、この地から飛び出していこうという願いを込めた「世界の扉を開こうよ」といったフレーズなどを盛り込んだ。馬堀小の中川幸太校長(24年度まで走水小校長)は「馬堀小学校の子どもたちからも走水の要素を校歌に加えたいという要望があったと聞いている。走水小としては、本当にありがたかった」と話している。

練習積んで斉唱へ

両校の統合が正式に決定したのは24年1月。約150年の歴史に幕を下ろした今春まで、2校は統合に向けた準備を進めるため、合同で企画調整会議を重ねてきた。その中の一つに校歌の追加・変更があり、「走水の情景や要素を歌詞に表せたら」という声が両校関係者や児童から出ていたという。

これを受けて馬堀小校歌の作詞者でもある故・堀口大學氏の長女で詩人の堀口すみれ子氏に作詞を依頼。昨年度中には完成し、児童に歌詞が共有されたが、覚える時間などを十分に確保できなかったこともあり、4月7日の始業式では校歌の斉唱は行われなかった。今後授業で校歌を練習する時間を設けて、行事などで斉唱する予定だという。

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