平塚拠点 UDダンス創始者の北村仁さん主宰スクールが手話ダンス甲子園に出場 9月22日に兵庫県で開催
平塚市在住の手話ダンスパフォーマー・北村仁さんが主宰するUDダンススクールの選抜メンバーで構成される「UDダンサーズジャパン」が、7月28日に相模原市で開催された「全国手話ダンス甲子園」の県予選で優勝し、9月22日に兵庫県で行われる本選に出場する。
UDダンスとは、北村さんが発信を続ける手話とストリートダンスを融合させた表現のこと。楽曲の歌詞を手話で表現することで、障害の有無に関わらず音楽を楽しめる。
UDダンサーズジャパンは小学2年生から24歳のろう者4人、健常者6人の計10人で構成されている女性グループ。予選と同じく、未来への希望が込められたUPSTARTの『ミライへfeat.朝倉未来』を本選でも踊るという。
同グループの高橋妃葵(ひなた)さん(21)=平塚市めぐみが丘在住=は「普段から手話を使ってメンバーとコミュニケーションをとっているのが、ダンスの表現力につながっている。見てくれる人に思いを伝えられれば」と意気込んでいた。