『加須はなさき公園』でプールトラウト釣行【埼玉】セニョールトルネードで本命ニジマスをキャッチ
埼玉県加須市にある加須はなさき公園では、プールを活用した手軽なトラウトフィッシングが楽しめます。初心者からベテランまで幅広く楽しめる環境が整い、ルアーやフライ、エサ釣りも可能。豊富な魚影と多彩な釣り方で、手ぶらでも気軽に挑戦できます。今回は釣友とルアー釣りに挑戦してみました。
手頃で身近なプールトラウト釣行
埼玉県加須市にある加須はなさき公園のプールフィッシングは、手軽に管理釣り場でのトラウト釣りを楽しめるスポットです。公園内のプールを活用し、ルアー・フライ・テンカラのほか、エサ釣りも可能。
初心者やご家族連れでも安心して釣りを楽しめる環境が整っており、魚のサイズも180gのニジマスから1kg級まで幅広いです。竿やエサのレンタルもあるため、手ぶらでも気軽に訪れやすいのが魅力です。
営業情報
営業期間:2024年11月1日から2025年3月31日まで
営業時間:9:00~16:00(3月は17:00まで)
休園日:毎週月曜日
利用料金
・ルアー・テンカラ・フライ
1日券:2,300円(3匹まで持ち帰り可能)
3時間券:1,400円(持ち帰りなし)
・エサ釣り
1時間券:1,400円(3匹まで持ち帰り可能)
竿・エサ付きのため、手ぶらでも楽しめます。
※魚の超過は1匹につき200円
プールの種類と放流魚
さざなみプール:ニジマス(180g、300g、1,000g)
流水プール:ニジマス(180g、300g)
多目的プール:ニジマス(180g)
タックルセッティングとルアーの選び方
加須はなさき公園のプールフィッシングでは、使用するタックルの選び方が重要です。流水プールや多目的プールでは、短めの5フィート前後のウルトラライト(UL)ロッドが扱いやすく、操作性も良いためおすすめです。
一方、さざなみプールでは遠投が必要となるため、6フィート以上のULまたはライト(L)クラスのロッドが適しています。リールは1000番から2000番の小型スピニングリールが適しており、ラインは2.5ポンドから4ポンド程度のナイロンラインやフロロカーボンラインを使用すると良いでしょう。
ルアーの選び方としては、0.5gから1.5gのスプーンをメインに使用し、アピール系からナチュラル系のカラーを状況に応じてローテーションすることで釣果が伸びる傾向があります。
また、ボウズ逃れとしてザクトクラフトの「セニョールトルネード」を持参するのも有効です。このルアーはスレた魚にも効果があり、特に活性が低いときに頼れるアイテムです。
釣行開始
釣行日は1月30日。釣友と3時間券を購入し、10時より釣りを開始しました。流水プールでキャストを始めたところ、釣り人は自分を含め6人おり、10m間隔でキャストしていました。
プールの流れは時計と逆回りのため、ダウンに向かって赤のトルネードをキャスト。天候は微風で穏やかでしたが、水中の状況は厳しく、ルアーをローテーションしながら試すものの、1匹目が釣れるまでに1時間かかりました。釣友はまだ釣れず、苦戦中です。
さざなみプールに移動
気分転換にさざなみプールへ移動すると、1kg級のトラウトが水を循環させる水車付近でライズしていました。
一番重いロデオクラフトNOA 1.8gゴールドを追い風に乗せてフルキャストしましたが、ギリギリ届かず。
次に、フローティングミノーを風と流れに乗せて水車まで流し込むことに成功しましたが、唯一持っていたミノーは表層引き波系のためか、バイトには至りませんでした。
次の策として、スプーンを2枚重ねてキャスト。飛距離は十分でしたが、シルエットが小さく重いためスプーンが底をこすってしまい、ロッドを立てて速く巻くとスプーンがズレてしまいました。この試行錯誤の面白さこそが釣りの魅力です。
セニョールトルネードでニジマスキャッチ
残り1時間となったところで流水プールに戻ると、9時から入場していた3時間券の釣り人が帰り、キャストしやすくなりました。スプーンをカラーローテーションしましたがヒットには至らず、最後にトルネードを投げて何とか1匹を追加し、合計2匹でストップフィッシングとなりました。
帰り際、管理棟で話を聞いたところ、さざなみプールでは長靴を履いて立ち込むことができるとのことでした。次回は長靴を準備し、1kg級のモンスタートラウトを狙いたいと思います。
<岩浅健太郎/TSURINEWSライター>