読売テレビに“異例”の3人が新人アナとして入社!初会見で語った意外な素顔と目標とは?
2025年6月23日(月)、大阪・読売テレビ本社で、新人アナウンサー3人のお披露目会見が行われました。今年入社したのは、吉澤真彩(よしざわ まや)さん、藤岡宗我(ふじおか しゅうが)さん、増田陽名(ますだ ひな)さん。例年1〜2名体制が多い中、今年は“異例”の3人同時入社。フレッシュな個性が光る若きアナたちの決意や素顔を、会場の温かな空気とともにお届けします。
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関西でデビュー!フレッシュな新人アナはこの3人“初鳴き”は緊張の連続! ハプニングも“推し活”に水筒コレクション、それぞれの素顔初めての関西ライフで感じたギャップとは?
関西でデビュー!フレッシュな新人アナはこの3人
教育担当の虎谷温子アナ、立田恭三アナに導かれ、やや緊張した面持ちで登壇した3人。にぎやかで華やかな門出にふさわしいお披露目となりました。
吉澤真彩アナウンサー
神奈川県出身。4歳からジャズダンスを始め、中高はダンス部、大学では応援団チアリーディング部で活躍。2023年には今宮戎神社の「福娘」代表も務めたというアクティブ派です。
「モットーである元気、勇気、笑顔を胸に頑張ります!」と笑顔で意気込みを語りました。
藤岡宗我アナウンサー
山口県出身。実家は江戸時代から続く由緒正しいお寺! 小・中・高と野球に打ち込み、大学では心機一転、落語研究会で話芸を磨いたそう。
「お経が読めて、落語と野球ができる男性アイドルファンの藤岡と覚えてください!」と笑いを誘い、「今の推しはJO1」と“推し活”もしっかりアピールしました。
増田陽名アナウンサー
福岡県生まれ、神奈川県育ち。高校ではハンドボール部、大学ではドイツ語専攻&留学と、文武両道ぶりが光ります。「たくさんのことに今まで挑戦してきましたが、これからはアナウンサーの道一本を突き進みたいです!」と、抱負を語りました。
“初鳴き”は緊張の連続! ハプニングも
3人は6月21日(土)・22日(日)に、アナウンサーとして初めてニュースを読む“初鳴き”を経験したばかり。
吉澤アナは、「当日朝に人生で初めてふくらはぎがつったんです」と打ち明け、藤岡アナは「メイク中にヘアスプレーを目にかけてしまい、まつ毛がパリパリに(笑)」とお茶目なエピソードを披露。
増田アナは、手の震えで緊張を自覚し「終わったときは90点と思いましたが、映像を見返すと発音やアクセントに反省点がたくさん」と復習に余念がありません。これには虎谷アナも「その繰り返しですもんね」と共感していました。
立田アナから「今後チャレンジしてみたい番組は?」と問われると、「情報番組、報道番組、スポーツ番組、バラエティ番組、中継リポート……色々挑戦してみたいなと思っています! 『全国高校サッカー選手権大会』にもたずさわってみたいです」と元チアリーダーらしいエネルギーを見せます。
藤岡アナは「『す・またん!』のエンタメコーナーと、『ベストヒット歌謡祭』のような音楽番組に」と、自身の“推し活”ともリンクする夢を語りました。
増田アナは「『ten.』や『情報ライブ ミヤネ屋』など報道番組を担当したい」と真剣な眼差しで話します。
“推し活”に水筒コレクション、それぞれの素顔
会見中は、同期ならではの打ち解けた空気の中で、3人の素顔も垣間見えました。
吉澤アナによると、藤岡アナは“初鳴き”前、JO1の卓上カレンダーを見つめながら気合いを入れていたそう。「好きなアイドルから元気をもらって自分を鼓舞してるんだなって思いました」と、ほほえましく語ります。
藤岡アナからは、増田アナが大の『名探偵コナン』好きで、入社から3カ月たった今も少年探偵団や怪盗キッドのフィギュアを撮影していると暴露が。
一方の吉澤アナは、モノを集めるのが好きで、今ハマっているのは「水筒」。増田アナから「毎日違う水筒を持って出社している」と暴露され、現在の所持数は20本以上だそうです。
初めての関西ライフで感じたギャップとは?
関西での新生活にも、それぞれ印象的な出来事があったそう。
吉澤アナは「タクシーの運転手さんに、フレンドリーに話しかけられるのが初めてだったので戸惑ってしまって。これからはもっと良い返しができるようにしていきたいと思います」と決意していました。
藤岡アナは、「関西はお笑いに厳しい印象があったんです。でも、僕が話す長い話でもみなさん最後まで聞いてくださって、オチまで付けてくださるので感謝しかありません」と落語研究会仕込みの分析。
増田アナは、名字である「増田」の、関西弁でのイントネーションに驚いたといいます。「レストランや病院で名前を確認していただくとき『増田さん』(※「す」にアクセント)と呼んでいただいて、23年生きてきて初めて“あだ名”をもらったような気がしました」と新鮮な気づきを語りました。
最後に今後の目標を尋ねると、吉澤アナは「元気や勇気を届けられるアナウンサーを目指したい」、藤岡アナは「JO1の河野純喜さんのように、見ている方に毎日の活力を届けられるようなアナウンサーになるのが夢です」と語ります。増田アナは「『増田が読むニュースは大事な要点がわかるし伝わる』って言ってもらえるようなアナウンサーになりたいと思っています」と、強い思いを口にしました。
とびきりフレッシュな3人の会見は、終始温かな空気に包まれていました。互いに支え合いながら、“伝える仕事”のスタートラインに立った3人。どこか親しみやすく、だけど確かな芯を感じる彼らのこれからが、心から楽しみですね。
写真/©ytv、anna 文/中野純子