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<実家じまいで義姉が!>「処分していいよ~」気遣ったのに怒鳴られ…ワケ分からない【まんが】

ママスタセレクト

写真:ママスタセレクト

私(ミヤビ)は、夫と4才の息子との3人暮らしです。実家は新幹線で3時間ほどの場所にあります。遠いのでなかなか遊びに行けませんが、長期休暇にはなるべく顔を出すようにしています。実家の近くには兄家族が住んでいます。兄やその奥さんのマオさんもいるので、両親も安心して暮らせているようです。そんなとき兄から連絡がありました。足腰が弱ってきた両親が、高齢者施設に入ることを決めたそうです。切ない思いを抱えつつも、納得するしかなかったのですが……。

両親が施設に入るだけじゃなく、実家がなくなってしまう……? 誕生日を祝ってもらったこと、家の前で写真を撮ったこと、家族みんなでリビングに集まってテレビを観ていたこと……。幼い頃からのたくさんの想い出がよみがえってきました。

今の私にできることは、お兄ちゃんたちに負担をかけないことだ……。そう思った私は「うん、もちろん全部処分してくれていいよ」と答えたのです。兄も「わかった……」と言って電話を切ったのですが、なぜかまたすぐに義姉から連絡がきます。

実家にはたくさんの想い出が詰まっています。そんな実家がなくなると聞いて、正直ショックでした。両親が高齢者施設に入ることもそうですが、私の知らない間にいろいろ決まっていて取り残されたような気がしてしまいます。 けれど私は遠く離れて住んでいるから仕方ないのかもしれない……。だとしたら、いま私ができることは、兄たちが決めたことに対して素直に従うことです。実家の処分もきっと大変な作業になることでしょう。せめて迷惑をかけないように「すべて処分してくれていい」と伝えたのですが、義姉はいったい何を怒っているのでしょうか。私には理解ができませんでした。

【義姉の気持ち】無責任な義妹にイラッ!「なぜ他人事なの?」

私(マオ)は夫のケンタと2人の子どもたちとの4人暮らし。子どもたちはもう高校生と中学生になり、毎日部活に勉強に遊びにと忙しそうです。義両親は徒歩圏内に暮らしています。最近は足腰が弱くなって日々の暮らしすらままならない状況。私とケンタは買い物に車を出したり、通院のサポートをしたりしてきました。結婚以来、とてもよくしてくれた義両親。子どもたちが小さい頃は、よく私のことを気遣って手伝いを申し出てくれたものです。

家族で何度も話し合いを重ね、今後のことを考えて義両親は高齢者施設に入ることになったのです。同時に義実家は売却することになりました。そして夫を中心に私も手伝いながら、諸々の作業を進めていくなかでふと疑問がわいてきます。

最終的な処分は業者にお願いするつもりですが、必要なものを選定するだけでもなかなかの労力なのです。夫に頼んでミヤビちゃんに連絡をしてもらいましたが、返ってきたのは「処分していいよー」という言葉だけ。頭にきてしまいました。

義両親のサポートをする分には構いません。私自身も子育てでずいぶんお世話になってきたし、困ったときはお互いさまだと思うからです。しかし義実家の処分に関しては違うと思うのです。なんでミヤビちゃんは「処分していいよ」と若干上から目線なのでしょうか。 そもそもこちらから言わなければミヤビちゃんは何ひとつ連絡してくることがなく、自分から動こうともしません。自分の実家のことなのに……。思わず感情的になってしまい怒りの電話をかけてしまいました。少し言いすぎたかもしれませんが、夫も義両親もミヤビちゃんに対しては「そういう子だから」とどこかあきらめている感じなので、私が言うしかないと思ったのでした。

【私の気持ち】立ち会いは?費用は?「すべて義姉任せにするの?」夫の指摘

このたび両親が高齢者施設に入ることを決め、実家も売却することになったそうです。実家がなくなることは悲しいけれど、仕方ないと思った私は受け入れることにしました。実家の面倒をみてくれている兄夫婦に迷惑をかけられないと思い、「私の部屋の荷物はすべて処分してくれていいから」と伝えたのですが……。義姉のマオさんからは電話で「いい加減にしてくれる?」と怒られたのでした。

兄夫婦に対して気を使い、遠くにいて何もできないからこそ「処分してくれていい」と精一杯の誠意を示したつもりだったのに……。あんなに怒らなくてもいいんじゃない? いきなり怒鳴りつけてきた義姉に対して不信感が募ります。

「じゃあ聞くけど、処分費用って誰が出すの?」「え……? それは……両親とか?」「誰が業者に頼むの?」「どうせ他のものも処分するんだから、そのついでに一緒に頼むでしょ?」「誰が立ち会うの?」「えーっと……お兄ちゃん……とか?」

私は当初、義姉がどうしてそこまで怒っているか意味が分かりませんでした。黙って任せる立場に徹した方が、物事はスムーズに進むだろうと考えていたからです。「じゃあ逆に、私にどうしろって言うの? すぐに駆けつけろとでも言いたいの? それともこっちからああしろこうしろって、細かく指示を出した方が良いの?」私はそんなふうに思って憤慨していました。 しかし夫の言葉で、自分の考えが間違っていたことに気が付きました。私がすぐに駆けつけることができないなんて、義姉だって分かっているのです。決してそこが問題というわけではなく、義姉は私の「他人事のような態度」に怒っていたのでした。

気遣うフリして面倒を押しつけてた私!義姉とは和解できる?

今まで兄夫婦がいろいろ進めてくれていたので、あえて口を挟まないようにしていたつもりでした。けれど本音を言えば自分が関わるのが面倒くさかったのです。きちんと責任を果たすため、私は週末に実家に帰り義姉に直接謝ることにしました。

「私の荷物は処分してくれていいよ」自分の実家を片付けるのに、その言葉は間違いでした。本当はこんなふうに言うべきだったのです。「今までありがとうございました。これからは私も頑張るので、どうかお義姉さん、お手伝いしてもらえますか?」

夫に諭され、自分がいかに実家のことに関して他人事だったか気付かされました。私はもっと両親のことを「自分ごと」として考えなくてはいけなかったのです。離れていても自分ができることを一生懸命探さないといけなかったのです。 「口を出さない方がいい」と言いながら、心の奥では「面倒くさいから任せた方が楽」という思いがあったのも嘘ではありません。きっとそんな私の本心を、義姉は見透かしていたのでしょう。ちゃんと謝罪をしてしっかり動こうとする態度を見せたことで、これからの義姉との関係も保てたんじゃないかなと思います。高齢者施設に入った両親のサポートも、自分ができることは何かを考えて動くようにしたいと思います。


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