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サッカーの力で子どもの夢の実現を後押し!システム会社が少年サッカーチームを設立し、スペインのチームとのパートナーシップ契約も!|日本シャルフのあくなき挑戦をインタビュー

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スポーツを通じて地域社会への貢献を目指すことが、企業にどのような効果をもたらすのか?社会保険労務士向けのシステム開発、販売を手掛ける株式会社日本シャルフは、拠点である浜松市で地元の中学生年代のサッカーチーム、浜松FCを長年応援しています。それだけでなく、2024年からは小学生年代の『FCシャルフ浜松』を立ち上げました。

こうした活動に対して高田弘明社長(以下、高田)は、「未来を夢見る子どもたちを応援したい」という想いがあると言います。地域に貢献することが経営理念である「優しさと調和」の実現する方法のひとつであり、それが会社としての姿勢を社員にも示すことになる。そうした事例となり得る成長企業、日本シャルフにお話を伺います。

企業紹介:株式会社日本シャルフ

社会保険労務士や企業のための労務管理システムの販売・運営・保守を担う会社。もともと社会保険労務士だった創業者が、「社会保険労務士のために」と考えたシステムが主に口コミで広がり現在の規模まで拡大しました。
日本シャルフが提供する「社労法務システム」は、給与計算・社会保険手続き・電子申請・マイナンバー管理など社会保険労務士業務に必要な機能を1つのマスターで管理できるソフトです。

日本シャルフHP:

なぜシステムの会社がスポーツを支援するのか?

ーー日本シャルフさんは、スポーツの支援、とくに子どもたち世代への支援を多くしていらっしゃいます。浜松市では中学生年代の浜松FCと長くパートナーシップ契約をし、今年度から小学生年代のFCシャルフ浜松を立ち上げ。さらにスペインの『GIRONA F.C.S.A.D』(以下、ジローナFC)のユースチームへのパートナーシップ契約を締結していますが、なぜスポーツに対する支援をしているのでしょうか?

高田)弊社は東京に本社がありますが、浜松オフィスには多くの社員が働く拠点を構えています。そんな浜松に会社として貢献できる取り組みはないかと考えた際、サッカー大国静岡という土地柄と私が熱く向き合ってきた“スポーツ”を活かせないかということになりました。そのなかでもとくに、将来を夢見る子どもたちの環境をつくり、背中を押してあげられるような活動をしたいという考えから、育成年代のサッカーを支援に力を入れるようになりました。

ーー高田社長ご自身も、セーリングで全日本大会3度の優勝経験を持つスポーツマンでいらっしゃいますよね。

高田)10年ほど前から、縁があって浜松FCという中学生年代のチームに関わり始めましたが、“スポーツで頂点を獲る”ためのメンタル、努力の方法という面でアドバイスをしたりしています。次の対戦相手のスカウティングや、小学校6年生のスカウトなどにも携わっていました。チームが強くなることもとても嬉しく思っています。

ーー日本シャルフさんでは、こうしたサッカーの活動やパン教室など、『M&Zero』という活動として地域の人たちへのさまざまな形で貢献活動を行っています。こうした活動が事業に役立っている部分はありますか?

高田)私たちはこうした活動自体で利益を得ようとしているわけではなく、社員も含めた地域の人たちの健康づくり、コミュニティづくりに貢献したいと思って取り組んでいます。

浜松FCは、ユニフォームに『日本シャルフ』のロゴを入れて戦ってくれています。こうした子どもたちが活躍してくれることは、会社のブランドイメージにも繋がりますよね。さまざまな場所で、日本シャルフ=地域のサッカー少年の育成に関わっている会社というイメージで話が広がることも多いです。

スペインサッカーにも進出!ジローナFCの“ユース”とパートナーシップ契約を締結スポンサーする意味

ーー世界最高峰のリーグとも言われるスペインの『リーガ・エスパニョーラ』に所属する『ジローナFC』とのパートナーシップ契約も発表されました。

高田)ジローナFCとは、あえて“ユース”のチームと契約させていただきました。私たちとしては、「未来を夢見る子どもたちを応援したい」という想いがあります。スポーツが子どもたちを育てるという点に関しても私個人としてもすごく実感しているので、応援していきたいですよね。
文化交流や欧州での企業名露出という形のスポンサー契約ではなく、そうした“夢を見る機会”のパイプ役になれることが弊社の行う社会貢献活動に相応しいと考えています。育成年代の選手が夢に近づける場所づくり、それを日本シャルフが支えることができるのは誇らしいですね。

ーー日本の子どもたちのために、夢を切り拓く一歩として日本シャルフさんとFCジローナの提携があるのですね。

高田)弊社が応援しているFCシャルフ浜松、浜松FCの子どもたちも「ヨーロッパまで道が繋がっている」と感じて頑張ってくれるモチベーションになると嬉しいですよね。ヨーロッパで行われる大会などで連携して育成する企画や機会を創出するというアイデアも出ており、これからが楽しみです。

ーーこうした活動にはどのような想いがあるのでしょうか?

高田)子どもたちが夢を追いかけて努力し、その夢をつかむ。私たちはその“きっかけ”を与えられたらと思っています。こうしたきっかけづくりは私たちの社会貢献活動にとって非常に大事にしていることですね。

チャレンジする人たちとともに

ーースポーツを中心とした日本シャルフの社会貢献活動は、会社を象徴するものにもなっていると感じます。

高田)私は、“チャレンジ”という言葉が好きです。事業に関してもそうですが、CSR活動に関しても“チャレンジしている会社”だという印象に繋がっていれば嬉しいですね。「ITの会社がサッカーを応援している」という形ではなく、「ITの会社が子どもたちのチャレンジを応援し、背中を押している」と思っていただけたら。社員にも、仕事に関して与えられた仕事だけをこなすのではなく、チャレンジする姿勢を持っている人が多いのが日本シャルフの特徴です。

ーー少年サッカーのクラブを作る、海外サッカークラブのユースチームとの提携など、まさにチャレンジが見える会社ですよね。

高田)いまの社員にも、これから関わってくれる方にも、“夢”を持っていてほしいなと思います。不器用でも、こういうことがやりたい!と思って頑張っている人を応援したくなるものです。仕事に置き換えると“目標”となるのかもしれませんが、その達成のためにさまざまなチャレンジができる人と一緒に働きたいなと思っています。

ーースポーツを頑張ってきた人や、夢を追いかけている人にとっては、すごく背中を押される言葉だなと思います。日本シャルフとして、今後どのような“チャレンジ”があるのでしょうか?

高田)弊社の提供するシステムの大幅な変更を進めています。これまでもさまざまなご要望をいただきながらアップデートを繰り返してきましたが、今回は大きなモデルチェンジになります。このモデルチェンジにより、これまで以上にユーザーの皆様にも使いやすいものになりますし、新しいお客様と出会い、日本の労務業界の発展に貢献しようと計画しています。そして、それに値するくらいの業績・社内環境を整えていくことを目指していきます。

そのためにも少年サッカーの育成をはじめとした地域貢献が、お客様や社会に届き、従業員もそれを誇りに感じられるようにしていきたいです。

ーーありがとうございました。

写真提供:株式会社日本シャルフ

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