【沼津・松福本店】名物「うまいラーメン」店の裏手に激安持ち帰りギョーザが!
静岡・沼津市の沼津港近くにある「松福本店」と言えば、自信が名前に表れている「うまいラーメン」が名物。店の裏手にまわると、激安の持ち帰りギョーザ店「餃子の松村」もあるんです。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへいつも通る道でも、一本裏へ入ればそこはまるで別世界。静岡県民必見の裏スポットを巡ります。今回は静岡県屈指の人気観光地、「沼津港周辺」を散歩しています。
外観はナルトの“のれん”が目印
沼津港から港大橋通りを東へ。ナルトを思わせるデザインののれんの下に、「うまいラーメン」と書かれた店が目に飛び込んできました。
これは食べないわけにいきません。
出迎えてくれたのは、松福本店の川嵜剛さん。
「うまいラーメンって、自分で言っちゃうんですね?」と尋ねると、川嵜さんは深々と頷き、「そうなんですよ」と自信に満ちあふれた様子で答えます。謙遜は一切ありません。
門外不出のタレ「うまいラーメン」
一番人気のメニューを尋ねると、川嵜さんは「うまいラーメンです」と即答。
戸惑いながら券売機に目をやると、「うまいラーメン」「黒うまいラーメン」、果ては「うまいラーメンパート2」まで。「うまい」のオンパレードです。
ここはやはり、数ある「うまい」シリーズの中でも一番人気という王道の「うまいラーメン(1000円)」を注文。
濃厚でこってりとした味わいが特徴で、創業当時からの看板メニューです。
スープを一口すすると、その理由がたちまち理解できました。パンチの効いた豚骨の濃厚な風味。それでいて、塩味と甘みのバランスが絶妙です。まさに「ヤバい」おいしさ。
松福本店・川嵜剛さん:
スープの原材料は豚のゲンコツと頭。10時間煮込んで、純度100%の豚骨ラーメンになっています。他のものは何も入っていないです
しょうゆダレとの配合バランスも抜群。ただし、そのタレのレシピは門外不出、秘伝です。
松福本店・川嵜剛さん:
自分も14年目で初めて知りました
免許皆伝まで14年。この秘伝のタレこそが松福ラーメンの命です。
自家製へのこだわりが生み出す至福の一杯
松福のラーメンは、スープにとどまらず、麺やチャーシューにも並々ならぬこだわりがあります。
麺は驚くほどモチモチとした食感。この強いコシとなめらかな喉越しは、自家製の多加水麺ならではの魅力です。
チャーシューも、もちろん自家製。箸で持ち上げれば、とろけるような柔らかさが伝わってきます。
じっくりと煮込んでいるため、その味わいは深く、一口ごとにスープのうま味と肉の甘みが口いっぱいに広がります。
スープ、麺、チャーシュー。その全てに注がれた情熱と、長年培ってきた職人の技を感じました。
裏手で見つけた驚きのギョーザ販売所
うまいラーメンを堪能したところで、川嵜さんから情報が。
松福本店・川嵜剛さん:
ちょうどこの店の裏に工場があるんですけど、その前でギョーザを販売してるんです
早速お店の裏手へと向かいました。
すると、目に飛び込んできたのは「にんにく入りガッツン餃子」「松村ぎょうざ」「松村生ぎょうざ」と書かれた、なんとも食欲をそそる看板たち。
松福が手掛ける工場直売の激安ギョーザ持ち帰り専門店「餃子の松村」でした。
その価格にビックリ。なんと冷凍ギョーザ20個入りで750円という破格の値段です。
通常、ラーメン店で6個入り500〜600円程度することを考えると、かなりお得です。
早速、「松村餃子・お持ち帰り(20個750円)」を焼いて食べてみました。
かんだ瞬間に広がる肉汁と、国産黒豚ならではの甘み際立つジューシーなあん。
その肉肉しさたるや、食べ応えも満点です。
店の裏側にこんな穴場があったとは、発見でした。
沼津港周辺を訪れたら、松福本店で自慢のラーメンを味わうだけでなく、ぜひ裏手のギョーザ販売所にも足を運んでみてください。
きっと、あなたも驚きのおいしさと出会えるはずです。
■店名 松福本店
■住所 静岡県沼津市千本港町57-1
■営業時間 11:00~15:00 18:00~23:00
■定休 無休※元旦のみ休み
■問合せ 055-951-7277