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小和田小6年大藤来美さん 未来描いた作品で優秀賞 かながわ夢絵コンテスト

タウンニュース

優秀賞を受賞した作品=提供

第29回「かながわ夢絵コンテスト」の入賞者が1月7日に発表され、小和田小6年の大藤(だいとう)来美(くるみ)さんの作品が優秀賞(神奈川県情報サービス産業協会賞)を受賞した。

同コンテストは県内最大級の小学生絵画コンクールで、「ぼくたち、わたしたちの未来の世界」をテーマに描かれた4062点の作品から最優秀賞1点、優秀賞3点など受賞作品61点と入選作品90点が選ばれた。

作品のタイトルは「住めたらいいなAIと暮らす世界」。中学生の兄がAIについて学んでいる姿を見てテーマを決めたという。ロボットと人間が日常生活を楽しむ姿が描かれており、大藤さんの「理想の世界」が表現されている。祖母からもらったという水彩色鉛筆を駆使し、絵の具では出せないグラデーションや複雑な色味を表現。全体のバランスや影の入れ方、人の表情まで細かいところにもこだわり抜き、多い日は1日に3〜4時間程制作に打ち込んだ。

実は昨年も優秀賞(神奈川県知事賞)を受賞していたため、「今年も絶対賞を獲りたかった」という。受賞を知ったときは「自信作だったので本当にうれしかった」。

幼いころから「絵を描くことが大好き」だという大藤さん。将来も絵に携わる仕事に就きたいと話す。「YouTubeをみて練習したり、美術館の作品を見て絵を学んでいる。次は風景の写生に挑戦してみたい」と目を輝かせた。

祖母からもらった色鉛筆を手に笑顔を見せる大藤さん

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