大竹まこと「電気料金が高いのはこういう理由もあったのか」 動かない原発を支えるもの
11月15日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、敦賀原発2号機の再稼働における、原子力規制委員会の決定について取り上げた。
番組では、まず朝日新聞の記事を紹介。
福井県の敦賀原発2号機について、再稼働が正式に不許可となった。理由は「直下の活断層が否定できない」というもの。
以前から原子炉の直下に活断層がある可能性は指摘されていたが、原電は「活断層ではない」と主張し続けていた。
大竹まこと「子どもが『活断層じゃありませんよ!』って言い張ってたみたいな感じだよね。でも再稼働の不許可っていうのはちょっと珍しい」
砂山アナ「そうですね。規制委としてはこれが初めてです」
続いて、東京新聞の記事へ。
敦賀原発2号機について、原電は再申請の方針を示している。
その理由が「経営の屋台骨である基本料金」。売電先である電力5社は、発電の有無に関わらず、原電に基本料金を払い続けているからだ。
砂山アナ「いつか原発が動くという前提で、各社も基本料金を払ってるんですけど、不許可ですとか再稼働を認めませんってことになると、それさえもアテにならなくなる……という事情があるわけですね」
大竹「(基本料金の)1兆4000億円を、動かない原発に13年間払い続けてるってことだよね。その原資はなんですか?」
砂山アナ「(国民の)電気料金ですね」
大竹「電気料金が高い一端には、こういうこともあったのか……」
光浦靖子「今後このまま動かなかったらどうなるんですか?」
砂山「今後に関しては、廃炉をビジネスにするという考え方もあると。ただまだビジネスにはなっていないと……」