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究極の“死にゲー”映画!?「何度でも生き返る」男を描くポン・ジュノ最新作『ミッキー17』新予告&日本版ポスター

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究極の“死にゲー”映画!?「何度でも生き返る」男を描くポン・ジュノ最新作『ミッキー17』新予告&日本版ポスター

映画『パラサイト 半地下の家族』(2019)で第72回カンヌ国際映画祭では韓国映画初となるパルム・ドールを受賞、第92回アカデミー賞®では作品賞を含む6部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の最多4部門を受賞。まさに歴史を塗り替えた稀代の映像作家ポン・ジュノ監督が贈る最新作『ミッキー17』は、その集大成となる《どん底》からの逆襲エンターテイメントだ。

ポン・ジュノ監督最新作『ミッキー17』新予告編解禁

このたび解禁された『ミッキー17』の新予告編は、謎の大爆発映像に続いて、ロバート・パティンソンが演じるミッキーが、「俺の人生は失敗ばかり、とにかく抜け出したかった」とこぼす場面から始まる。《どん底》から抜け出すために受付に向かったミッキーは、「“使い捨て労働者(ワーカー)”希望? 注意事項もよく読んだ?」と聞かれ、「ああ」と笑顔で応じる。ところがダメダメなミッキーらしく、実はほぼ読んでいなかった……。

一発逆転のために申し込んだのは、何度でも生まれ変われる“夢の仕事”。のはずが、よく読まずにサインした契約は、身勝手な権力者たちの過酷すぎる業務命令で“命を落としては何度も生き返る”任務、まさに究極の“死にゲー”だった!

『ミッキー17』 © 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

未知の惑星に到着したミッキーは、さっそく人類のため実験台に。大気の安全性を確かめるためにヘルメットを取り外すと、宇宙船内の医療スタッフが「新種のウイルスがいるかも。微粒子も残らず吸い込む感じで大きく呼吸を」と促す。その結果、ヤバいウイルスにやられてしまい焼却炉に放り込まれる……。

船内では開拓のリーダー、マーシャル(マーク・ラファロ)が「労働者諸君! 新たな星の歴史に皆で名前を刻もう」と怪気炎を上げる。その時、ミッキーの目に飛び込んできたのは、エリートパイロットのナーシャ(ナオミ・アッキー)のとびっきりの笑顔だった。上司はサイアクだけどナーシャは別、常にミッキーをサポートする信用できる仲間だ。

「使い捨てだろう、文句を言うな」という罵声を浴びせられ、「仕事は超ブラック、業務命令の地獄だ。死んでも“コピー”され生き返る“死にゲー”任務」だとこぼすミッキーに、ひと癖ありげな友人ティモ(スティーブン・ユァン)が「死ぬってどんな感じ?」と皮肉る。

だが、あるとき全てが一変する。ミッキー17号の前にミッキー18号が現れたのだ。
「俺が2人?」――

使い捨てワーカーが“ダブる”ことは許されておらず、存在が確認されるとコピー元もろとも死刑にされてしまう。マーシャルは「おまえらの運命は俺次第だ」と、スイッチを押せば即死の爆破装置をチラつかせる。

悪いのはヤツらだ。俺たちは使い捨てじゃない。――ついに2人のミッキーがどん底からの逆襲を始める。「この闘いは人類の存亡を懸けた戦争でもある。ミッキー、あなたなら最後までやり抜ける」というナーシャの呼びかけに、ミッキーは謎のモンスターたちの群れに向かっていく。この先にどんな展開が待ち受けるのか? 果たしてミッキーは窮地を生き抜くことができるのか? 非常に期待が高まる予告編となっている。

日本版ポスター完成! ムビチケカードも発売

同時公開された日本版ポスターは、ミッキー17号を前面に据え、使い捨てにされて目にバッテンをつけられたミッキーたちとともに、弱肉強食の社会を模すかのように上から下へと登場人物たちが配されている。強欲な支配者のマーシャルとその妻(トニ・コレット)、ミッキーの絶対的パートナーのナーシャ、癖の強い友人ティモ。

世界の精鋭キャストを迎えたポン・ジュノ監督が、どんな演出を見せてくれるのか。かつてない映像体験となる『ミッキー17』への期待MAXなポスターとなっている。また、2月14日(金)より『ミッキー17』ムビチケカードが全国の上映劇場(※一部劇場を除く)にて、ムビチケ(オンライン券)が発売されることも決定した。

『ミッキー17』は2025年3月28日(金)より日本公開

ムビチケカード 『ミッキー17』© 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

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