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「ダックス」や「レオナール」を展開する三共生興の2025年3月期は増収減益

セブツー

「ダックス(DAKS)」や「レオナール(LEONARD)」を展開する三共生興は5月15日、2025年3月期の通期連結決算を発表した。売上高は225億9400万円(前年比6.2%増)、営業利益は17億6600万円(同28.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は21億800万円(同5.3%減)だった。三共生興は投資有価証券売却益2億8100万円を特別利益として、さらに減損損失など4100万円を特別損失として計上している。

主軸のひとつであるファッション関連事業は、売上高は102億7900万円(前年比1.4%減)、営業利益は12億5400万円(同37.3%減)だった。国内では「ダックス」のメンズやゴルフの企画・販売をスタートしたことで売上高は前年並みだったが、昨年11月に東京・南青山の「ヴァルカナイズ・ロンドン 青山」に出店した旗艦店にかかる経費などが増加したことで減益だった。

海外では、香港は前期に旗艦店を出店したことで増収だったが、その分経費が増加したため減益だった。中国は市況が悪化したままで、「ダックス」の卸売の受注が減少、そのため減収減益だった。台湾は「ダックス」のメンズをスタートしたことで増収で、利益も前期並みだった。

OEMなどを手掛ける繊維関連事業は、売上高は前年比13.0%増の110億1700万円、営業利益は同3.4%増の4億3000万円だった。不動産関連事業は、売上高は前年比12.2%増の26億2700万円、営業利益は同12.4%増の7億9800万円だった。

三共生興のファッション関連事業における国内EC売上高は、「ダックス」が9600万円(前年比3.0%減)、「レオナール」が1億7300万円(同13.9%減)と減収で、ECの成長戦略が描けないままでいる。

三共生興の2026年3月期の連結業績予想は、売上高は230億円(前年比1.8%増)、営業利益は19億円(同7.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は21億円(同0.4%減)を見込む。

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