東海4県の住み心地ランキング 静岡県はトップ15に1つ 1位は5年連続で愛知県のベッドタウン
■長泉町が県内トップの4位 1位は愛知県長久手市
不動産会社の大東建託が「街の住みここちランキング2024と東海版」を発表した。トップ5のうち4つは愛知県で、静岡県からは唯一、長泉町が4位に入った。1位は5年連続で愛知県の長久手市だった。
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街の住みここちランキングは静岡県、愛知県、三重県、岐阜年の東海エリアに住んでいる人を対象に、2020年から2024年まで5年間の回答を累計して順位をつけている。今回で6回目となる。
調査では「生活利便性」、「交通利便性」、「静かさ・治安」、「にぎわい」などの項目を20歳以上の住民が回答。「大変満足している」が100点、「満足している」は75点、「どちらでもない」は50点、「不満である」を25点、「大変不満である」を0点とした平均値を出している。
その結果、愛知県の長久手市が5年連続でトップとなった。回答数は392で、評点74.6、偏差値75.3となっている。人気の理由について、「西に名古屋市、東は豊田市に隣接するベッドタウンで、宅地開発が進む新興住宅地です。商業施設が多い一方、自然も豊かな街で、引き続き人口が増加している」と説明されている。
【街の住みここちランキングトップ5】
①愛知県長久手市 75.5(392人)
②名古屋市昭和区 72.7(819人)
③名古屋市東区 70.2(640人)
④静岡県長泉町 69.9(292人)
⑤名古屋市千種区 69.5(1250人)
静岡県からは長泉町が4位に入った。偏差値は昨年から68.4から69.9にアップ。順位は5位から4位に上げた。設問の項目別では「行政サービス」が2位、「親しみやすさ」が3位、「防災」が4位と評価が高い。長泉町の住み心地の良さは「三島市と沼津市に隣接しており、東海道新幹線が停車する三島駅も利用しやすく、新東名高速道路のインターチェンジもある交通の利便性が高い」とされている。
ランキングは15位まで発表され、静岡県は長泉町以外入っていない。東海4県の内訳は愛知県が11、三重県は2、静岡県と岐阜県が1つずつとなっている。
(SHIZUOKA Life編集部)