『F1/エフワン』続編が構想中か ─ 大ヒットスタート受け
ブラッド・ピット主演の映画『F1®/エフワン』に、早くも続編の構想が持ち上がっているようだ。米が伝えた。
『トップガン マーヴェリック』のジョセフ・コシンスキー監督とプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが再タッグを組み、今度は舞台を空からサーキットに移した体感型映画。2025年6月27日より日米同時公開を迎えると、世界興収1億4,630万ドルのロケットスタート。これはブラッド・ピット主演映画としても、またAppleとしても最高の初動成績。とりわけ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『ナポレオン』『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』『ARGYLLE/アーガイル』と商業的に振るわなかった作品が続いたAppleにとっては起死回生となった。
レビューサイトの米Rotten Tomatoesにおいても、批評家スコア83%、観客スコア97%と高評価。こうした評判を受け、早くも続編の構想が動き出しているという。
大評判を受けて続編が決定した『トップガン マーヴェリック』と同じパターンだ。問題は、両作ともにコシンスキーとブラッカイマーが手がけている点。ともに最大限のリソースとエネルギーを求められる集中型の作品となるため、実現までには時間がかかるだろう。
『F1®/エフワン』続編ではトム・クルーズが1990年に主演したレース映画『デイズ・オブ・サンダー』とコラボレーションするという奇策もある。ピットが演じた主人公ソニー・ヘイズと、クルーズによるコール・トリクルが過去に関わりを持っており、サーキットで再会するという筋書きだ。これはコシンスキー監督がインタビューで冗談混じりにことだが、両作ともにブラッカイマーが製作を務めていることから、何が飛び出すかわからない。
映画『F1®/エフワン』は大ヒット公開中。
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